退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

’17 GW7

2017-05-08 02:04:36 | Weblog
快晴。暑さはそこそこ。

奥田祥子「男性漂流 男たちは何におびえているか」を読む。

結婚・育児・介護・老い・仕事。
いまどきの男子はあれこれプレッシャーを与えられている模様。

それらについて何も感じていない事実からすると
どうやら自分は「相当に恵まれている」らしいことがわかる内容。

「しなければいけない」「こうでなければならない」という「在り様」が問題か。
そうした「考え」が「ごく普通」なのが男子だとすればめんどくさいと思うのみ。

「なるようにしかならない」と思えてしまえばいずれのケースも「お気楽」に。
ここでも「現実」への「対応能力のなさ」が浮き彫りに。

もっともそれは「降りてしまった人」の視点からであって
「降りていない人」にとっては難しいことなのかもしれず。

ただ身近に「人的資源」が確保できていればどうにかなるもの。
むしろそちらにエネルギーを注いだ方がよさそうなのだけれど。

NNNドキュメント「トランプWAR~メディアに挑む "つぶやき"とウソが動かす世界」を観る。

「フェイクニュースで生計を立てているアメリカの男子」の発言にふむふむ。
彼方の「ニヒリズム」はここまで来ているのねという感じ。

マスメディアの流す情報が信頼できないというのは「正しい」のだとして
「同じこと」を個人でやって何が悪いのかという「開き直り」はいささか微妙。

ここでもある種の「不全感」が何事かに対する「影響力」というかたちで「補填」されていて。
この「貧しさ」がどこから生まれていてどのように「改善」できるのかを考えたいところ。

どこか「貧困ビジネス」に似ているような気がするのだが如何。
「オレはお前らより賢いぞ」と言いたい気持ちが底にあるような。

「それなりに賢いはずの自分」がなぜ「正当に評価されないのか」という疑問の前に
そもそも相手はそうした「評価基準」を持っているのかと考えた方がマシかも。

できれば「まっとうなこと」をしていたいものではある。
そしてそれが「可能な場所」を確保することについても同様に。
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