退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「第一次大戦直前の欧州の姿と能登半島地震の『現実』あるいはマ・ドンソクの最新作のダメさと『わかっていないメディア』」について

2024-08-25 02:56:35 | Weblog
晴れときどきくもり。壊れた蛍光灯が彼方にあるような夜空。

ロジェ・マルタン・デュ・ガール「チボー家の人々 一九一四年夏 Ⅱ」を半分以上読む。

いよいよ第一次大戦が始まりそうに。
ジェロームはあっさりと死亡。

ジャックとジェンニー、ダニエルの関係が描かれ。
前者が「なぜ急に姿を消したのかの謎」は未だ解かれぬまま。

父親の遺産相続を拒否していたものの。
「使い道」が出来た模様。

これまた明日読了予定。
「謎解き」を楽しみに。

マル激を観る。

今回は能登半島地震の「現状」について。
「全壊」でなければ「公費が出ない」という「棄民政策」を確認する。

その一方でゲスト山岸暁美の活動が素晴らしく。
「在宅避難」をせざるを得ない人々への「援助ぶり」よ。

「現地の人に風呂に入れてもらったエピソード」がなかなか。
「誰かのために生きること」が人を元気にすることを忘れずに。

「助けてあげる」ではなく「互いに交換し合うこと」がどうやら「好ましい現実」。
「面倒くさい関係」が実は災害時に活きることも。

イ・サンヨン「犯罪都市 NO WAY OUT」(’23)を観る。

シリーズ第3作とは知らず。
マ・ドンソクの最新作ということで観たのだけれど。

珍しく「ダメダメな内容」。
心躍る場面が全くなく。

青木崇高と國村隼が参加。
二人とも好ましい一方でなぜ小沢仁志ではないのかと思うことしきり。

肝心のマ・ドンソクもいたずらに強いのみではどうにも。
女優の出演が少なく印象に残らないのも残念で。

本来は「珍道中シリーズ」を続けて観るつもりだったのだが。
「バリ島珍道中」(’52)も「ミサイル珍道中」(’62)もプライムビデオにはなく。

「シリーズ全作」を揃えない残念な結果ゆえ。
このあたりをわかっていればなあと思うものの「無理筋」か。
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