退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「四半世紀前のあれこれと昔のアメリカの喜劇映画」について

2024-08-20 02:28:45 | Weblog
くもり。仕事帰りにちょいと降られて雨宿り。

小林信彦「コラムは誘う」を久方ぶりに再読。

オリジナルは四半世紀前になるのか。
副題に「エンターテインメント時評 1995~98」。

「タランティーノの名がすたる『フォー・ルームス』」に始まり。
「<ジャンル別専門映画館>のすすめ」まで。

島津保次郎、ビリー・ワイルダー、フランク・キャプラ、ジョン・ダール、黒澤明、周防正行、
ロマン・ポランスキー、プレストン・スタージェス、コーエン兄弟、清水宏にウディ・アレン。

横山やすし、DJ赤坂、ジョージ・バーンズ、ジョン・トラヴォルタ、フランキー堺、
渥美清、木村拓哉、古今亭志ん朝、ニコール・キッドマン、伊東四朗、大塚寧々、

中田ラケット、中村錦之助、ピーター・フォーク、菅野美穂、三宅裕司、森繁久彌、
ジェームス・ディーン、シャーリー・マクレーン、ビリー・クリスタルにジム・キャリー。

スタンリー・キューブリックの「謎解き」もあったり。
「爆笑問題」の「登場」も。

何度読んでも楽しめる次第。
当時を思い出して大いにふむふむ。

ヴィクター・シャーツィンガー「シンガポール珍道中」(’40)を観る。

ビング・クロスビー、ドロシー・ラムーア、ボブ・ホープの「トリオ」の始まり。
若き日のアンソニー・クインがこんなところに(素敵なムチさばきを見せ)。

グロリアのジュディス・バレットのいかにもな「綺麗さ」。
歌声がスゴいジェリー・コロンナはグルーチョ・マルクスを思わせ。

クロスビーとホープの「喧嘩前のお約束」は「3度繰り返される」。
予告編があったので載せておく。

「現代の感覚」からすると84分がいささか長く感じられる次第。
もっとも「too romantic」や「the sweet potato piper」の楽曲は素敵。

プライム・ビデオでこの種の古典が観られることを確認。
とりあえず観られる分だけこのシリーズを観るつもり。
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