退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

淡白であるということ

2008-10-01 01:09:05 | Weblog
雨。ときどきくもり。

ウィリアム・k・ハワード「無敵艦隊」を観る。

スペインの圧倒的な力に対抗するために
イギリスは将校が海賊になって相手の財産を奪う。

その中で父親を処刑されたイギリス組のマイケルは
スペインのおなごといい感じになりながら祖国のためにと思う。

スパイに化けてスペインの作戦を探る彼は
肝心なところで答えられなくて捕まるものの。

エリザベス女王の孤独と同時に
彼は敵方スペインの彼女とイギリスにいる彼女を秤にかけるようなことに。

事態は男の都合のいいように展開して
彼は英雄にもなるのだけれど。

主人公にローレンス・オリヴィエ、イギリスの娘にヴィヴィアン・リー。
スペインのおなごにタマラ・デスニ。

戦争の背後に少しだけ「ロミオとジュリエット」があって。
案外描かれるエリザベス女王の「孤独」を忘れずに。

フローラ・ロブスンはエリザベス女王そっくり
彼女の孤独こそ敢えて汲み取りたい気持ちになるのだけれど。

片岡義男・小林信彦「昨日を越えて、なお・・・」を再読。
後に「星条旗と青春と」というタイトルで文庫になった対談集。

まともに生きると貧乏になる。
それを橋本治は「貧乏は正しい」と言った。

めんどくさいのでそれ以上説明しないことにする。
なんでも説明でわかると思うなかれ。
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