退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「望ましい職場」について

2012-04-28 03:47:51 | Weblog
快晴。空にひこうき雲。

今日もふたつの職場を行き来する。
いずれにも大した「責任」がないせいかそれぞれの「現状」を見ていると楽しい。

一方はいわゆる「地元密着型」で人と人の間の「距離」が近く
もう一方は「都市型」で「付き合いが薄い」というか「適度な距離」を保っている。

どちらが「より望ましい」ということではなく
それぞれの「環境」に従って「最適」を目指しているというあたり。

ただしポイントはどちらにも「コアになる人材」がいること。
彼あるいは彼女が「職場」を支えている。

そうした人々の持つ「資質」は何かといえば
「きちんとした仕事」をすることに尽きる。

「時給」という「システム」はともすれば「時間をこなせばいい」ということにもなりがちだけれど
それとは関係なく「すべきこと」を実行している。

「きちんとした」とか「すべき」という表現がいかにも抽象的だとすれば
「職場全体を意識しつつ一定のレベルを維持しようとする働き」とでも言えばいいのか。

「一定のレベル」という言葉の中身を簡潔に言ってしまえば「職業倫理」。
「仕事とはそういうものだ」という「前提」のもとに動くこと。

さらに言えばその種の彼や彼女は
「それ以外の仕事のありよう」を「自分に許すことができない」だけだったりする。

「価値」を共有しない人々からすれば「何じゃそりゃ」かもしれないものの
その「仕事ぶり」がついつい「説得力」を持つ結果になることも少なくなく。

かように「好ましさ」は「数の多少」ではなく「存在」にある。
それを「強度あるいは感染力」だと知る「存在」が「あなた」であってもらいたいところ。
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