退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『生真面目さ』がもたらす残念とまだまだ面白くならないシリーズ映画」について

2023-04-18 02:17:10 | Weblog
晴れ。また夜は少し冷える。

菅屋潤壹「汗はすごい 体温、ストレス、生体のバランス戦略」を読む。

エクリン腺は全身の皮膚にアポクリン腺は腋の下や局部、肛門周辺に。
多くの哺乳動物では後者がほぼ全身にあるとのこと。

著者はどうやら相当に真面目な人物らしく。
本書の文章はほぼ「論文調」で「映画を冒頭から語る人」に似て。

おまけに結構な量があり。
「素人」にはいささか取っ付きにくい内容に。

編集者がもう少し口を出すべきだったような。
「面白さ」の方に傾きがあってもよかった趣き。

松林宗恵「社長三代記」(’58)を観る。

森繁の妻は久慈あさみに。
雪村いづみが先代社長の娘になり。

どうやら「はりきり社長」(’56)を飛ばして観てしまった模様。
本作から加東大介が登場するもののいまだ「面白味」には欠けるか。

女優陣は。
司葉子、団令子、杉葉子、中田康子に先日彼岸へ行った扇千景(若き日のキュートさよ)。

三木のり平は「芸」を少し見せ有島一郎はおとなしく。
太刀川洋一は後の「寛」でトニー谷も。

小林桂樹の「家庭での横着ぶり」は今となっては「マイナス要素」。
何より途中から森繁が姿を消し加東大介に集中する展開が微妙。
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