退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「土と草の匂いに惹かれることとどこまでも『好きに生きられない現実』あるいは面白さを確認したいシリーズ映画」について

2023-04-17 02:05:09 | Weblog
晴れ。やや風強し。

いつもより早い時間に起こされて下の妹の家へ。

畑に自生している蕗を少しだけ刈る。
植えてあった新たまねぎももらって。

チョウが花の蜜を吸う姿も確認したり。
帰りに久方ぶりにJRの先頭車両で「乗り鉄気分」など。

やはり「ふかふかの土」はいいですな。
義弟が刈った草の匂いも。

やがてはその場所を借りてあれこれ作物を育てたらと思ったり。
そうした「可能性」が見えたりするのにふむふむ。

チェ・ジウン「ママにはならないことにしました」を読む。

副題に「韓国で生きる子なし女性たちの悩みと幸せ」。
かの国の現状はもって他山の石とすべしか。

「自分の当然」を問答無用に相手にぶつけるのはやめたいもの。
とにかく「生きたいように生きられる環境」をどこでももっと。

9年前の「セウォル号沈没事故」が与えている影響を知る。
もっとも「早すぎる死」が常にありふれているのも事実。

繰り返すがすべての死は「寿命」だと解釈することにしている。
それをどう受け止めてどう生きるかはそれぞれに。

いずれも「自由」だということで。
「現在の『普通』」が束の間のものであることは歴史を振り返ればわかるはず。

千葉泰樹「続へそくり社長」(’56)を観る。

冒頭に前作が10分ばかり繰り返される。
91分の作品の長さからそれを引けばという「描写の経済」を忘れずに。

本作の中心は小林桂樹と司葉子の「ゴールイン」か。
そこに八千草薫と上原謙が交じり。

ロッパは残念ながら全くいいところ無し。
三木のり平に至っては「冒頭の繰り返し」のみ。

「恋する者たち」が「障害」を乗り越えて「結婚」するのは結構。
ただしその後の「生活」は続くわけで。

越路吹雪が酔った森繁を「大きい坊や」と言うのが気持ち悪い。
悪いがそのような「母性」に回収されたくはなく。

このシリーズがどこから「面白くなる」のかを確認するつもり。
ちなみに「三等重役」はプライムビデオにはないのが残念。
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