退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「間が悪いこと」について

2013-12-21 00:42:12 | Weblog
晴れ。冬らしくなってくる。

昨夜は仕事帰りにクインビーへ。
激辛ウインナーとあんかけ豆腐の夕食。

今年も大晦日の夜を過ごすのは変わらず。
ただし年々「メンバー」が少なくなっているのが残念。

帰宅後ちょいと飲み直しているうちにPCをつけたまま爆睡。
気が付いたら朝になっていた。

石黒浩「どうすれば『人』を創れるのか」を読む。

TVで見かけたこともある人間そっくりのアンドロイドを作った教授の著書。
興味の持ち方が「文系っぽい」のがむしろ意外な感じ。

それゆえかどうか内容が今ひとつに思えるのは
「思考実験」で十分に予想できるせいもある。

とはいえ「アンドロイド演劇」というのは面白く
「アンドロイドは人を超える」ものらしい。

おそらく実際にわれわれの身近に登場するようになった時に
その「衝撃」や「発見」はもっと生々しいものになるのだろう。

田丸公実子「シモネッタの男と女」を読む。

通訳の仕事を通じて知り合ったイタリア人男女(ひとりだけ日本人男子)の「栄枯盛衰」と
親友米原万里の発病から死に至るまでを描いた作品。

毎日地味に暮らしている身からすると
さすがイタリアーナは「振幅の度合い」が違う。

ともあれ「間が悪かった」のは仕事場の駅で降りる直前に
久方ぶりに知り合いの若い女子と会ったこと。

丁度米原万里が亡くなる描写を読み終えて本を閉じ
目がウルウルしているところでバッタリ。

「わたしのこと覚えてる?」「うん」
「今から仕事?」「うん」

駅の階段を下りてそのまま何となく別れたのだけれど
まともな会話もできず彼女には申し訳ないことをした。

それにしても著者の視点はいかにもな「和風」で
「シモネッタの豪快さ」とは違う一面を表しているのになるほど。

もうひとつの「間の悪いこと」は
来週からだと思っていた「早起き」が明日からだったこと。

一週間あまりとはいえ
やはり「夜更かし」と「遅い目覚め」ができなくなるのはツライ。

それもこれも「自業自得」なので
どこにも文句のつけようがないのがやっかい。
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