山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

学歴を証明する方法

2024-04-21 23:31:33 | 日記2024

小池都知事がカイロ大学を確かに卒業しているのかどうか、ということが最近また話題になっている。
本人の話によれば、カイロ大学が卒業したことを証明しているので、確かに卒業をしたのだそうだ。

しかし、在学期間や在学中の進級状況や小池氏のアラビア語能力などから、卒業したはずがないと当時を知る人が言っているそうだ。当時のカイロ大学は途中経過は関係なく、卒業したことにすることができるものなのかもしれない。

卒業をしたことは、その大学だけが判断できることである。
小池氏にかぎらず、人はどうやったら自分の学歴を証明することができるのか、と考えてみた。

そういえば、自分自身も60年以上も人生をやっていたら、はるか昔の卒業証明書なんかどこへやったやらである。

とにかく、実物の卒業証書なんてものは、いったいどこにあるのやら?捨てた覚えはないので、押入れの隅のほうにでもしまってあるのだろうけど、見つからないと思う。

私は44年も前に短大を卒業したのだが、その短大はもう存在しないらしいので、卒業証明書はどうやってもらうのだろう?と思い、調べてみると四年制大学のほうでもらえるそうだ。取得単位なども証明できるようだ。4年制のキャンパスは全く別の場所にあり、当時は何ら関連性がなかったのだが、4年制大学が残っていてよかった。(使わんけど)

私はその短大の卒業証明書や単位取得証明書を放送大学に編入するときに取り寄せて使った。それは今から20年以上前のことで、その当時はまだ短大があったのだった。

自分でも何の単位を取ったのか?取ったからといってそれが身についているのかといったら怪しいところである。

小池さんがいくら留学時代にアラビア語を使っていたはずだからといって、何十年も経った今現在、それで話ができるわけではなかろう。
議員の中には、小池都知事に現在のアラビア語能力を示せと言う人がいるが、それで学歴を判断するということはできないだろう。

私自身が自分の学歴を証明するならば、習得科目に関する知識がどれだけあるかを人前で証明することなんか難しいので、やはり卒業証書を見せる以外にない。

あとは、当時たしかに一緒に学校に通っていたと同級生に証言してもらうとか、今も存命の先生に証言してもらうくらいかな。でも単位が足りていたかはわからないはずで、まあ卒業式に参列していたってことは証言してもらえるかもしれない。

そういえば、就職するときも新卒の時は短大に来た求人で応募して、学校から証明書を提出したので学歴に嘘はないけれど、途中採用の会社なんかはデタラメを書いてもわからなかったかもしれない。今の会社でも、学生時代のことなんか1つも聞かれたことがないし、本当かどうかの裏を取ったりはしていないようだ。

今の会社に入ったときの私の学歴は短大だった。当時既に放送大学生だったが、そのようなことは履歴書に記載しないし、その後卒業したことも伝えていない。
なので、勤め先へは短大のままになっている。

その後、放送大学教養学部の「人間の探求専攻」と「社会と産業コース」と「生活と福祉コース」を卒業した。これは卒業証書があるので確かなことである(世間では評価が低くあまり価値のあるものではないが)。

これらの在学期間に「自然と環境コース」に長らく在籍していたことがあるが、こちらは中退(単位不足=能力不足により卒業不可)であった。取得単位はいくつか証明できるが卒業要件を満たしていない。

(長く居たからって卒業してない、というか、卒業できるものはすぐにできるけど、できないものは何年やってもできないのだ。)

それで、やはり卒業してないものをしていると証明することは不可能であり、卒業したものを卒業したと証明するのは簡単である。

あ、そうだ、小池さんには何の科目の単位を取ったのか、そしてその単位取得数をカイロ大学に証明してもらうのが良いかもしれないな。

(追記:単位取得証明書について調べたところ、一般的に日本の大学では卒業後20年間は証明ができるようです。私の場合、放送大学に編入したのは40才くらいだったのでまだ大丈夫だったのかもしれません。
あるいは、それ以上を経て単位取得証明書が無い場合は、卒業証明があれば卒業要件を満たすだけの単位を修得していたことの証明になるので、編入学時に単位を当てることができるでしょう。
小池さんの場合は、もはやカイロ大学に単位数や科目などの記録は残っていないのでしょうね。)


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