山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

5年前の沖縄旅行

2019-11-02 08:54:02 | 旅行・街歩き

5年前の沖縄旅行については、ぜんぜん記録も振り返りも無かったような気がする。

1年くらい前に、デジカメの画像を使ってアルバムを作ったので、そのときに初めて全行程を振り返ることになった。

そして、またそのまま忘れていたのだけど、首里城が焼失したことで、そのアルバムを開いてみた。

行ったところ

1日目 

 出発 羽田→那覇  宿泊のみ

2日目

・万座毛 ・名護パイナップルパーク ・森のガラス館 ・古宇利島 ・備瀬 フク木並木 ・琉宮城 蝶々園

・美ら海水族館 海洋博公園

3日目

・琉球村 ・黒糖工場 ・玉泉洞 ・首里城 

・自由行動で国際通りにて夕食

4日目

午前中自由行動 (ホテル近隣散歩) 

那覇→羽田

この団体ツアーは、格安で、初めての沖縄旅行として内容などは特に確認もしないまま参加した。

行ってみると、家族向けに楽しむ要素が強く、「沖縄と戦争」という側面を見学する内容が全くないものだった。

20年くらい前だったら、沖縄旅行といえば、ひめゆりの塔・戦争記念館・歴史博物館・崖から海に飛び込んだ場所、集団で身をひそめた穴などを見学したと思う。

だが、時代は変わったというか、このごろはそういう内容をもりこんだりはしないようである。

沖縄の街並みは、本州とまるで変わらずイオンモールなどがあり、パイナップル畑に行くと思ったら、まるで遊園地だった。

バスガイドさんは20代の女の子だったが、米軍基地に対しても否定的ではなく、むしろ沖縄に基地がないと働く場所がなくなるというし、オスプレイは怖くない、むしろ古いヘリコプターの方が危ないと言っていた。

ただ、基地は広い範囲を占領しているので、バスで走っていてもその外側をずっと走っていた。

琉球村や水族館は、沖縄らしいものを楽しめたが、歴史を知るものにはあまり接することができない内容だったなあと思う。

・・・

その中で、首里城は貴重な見学先だったと思う。

ただ・・

本来の日程では、首里城は最終日の午前中にみることになっていたと思う。

ところが、前日中に見ておいた方が良いと添乗員さんが言って、前日の夕方に無理やり見学したのであった。

そして、ちょうど雨も降ってきて、夕方で暗くなってきて、閉館直前で、急ぎ足で首里城内を通過して終了という感じだったのだ。

これは、もっとゆっくり、じっくり見たかったと思う。

・・・

その日の夜は、オプショナルツアーで、ステーキハウスでのディナーを予約していたのだったが、添乗員さんが、国際通りに自由に行くことをお勧めするというので、大部分の人がキャンセルした。

国際通りというものがどういうものか見ておいたほうが良いと思ったから、それに従った。

だが、台風のような大雨の中をタクシーに乗って出かけて行き、添乗員さんの紹介で割引してくれるという居酒屋で夕飯を食べたのだが、料理はあまりおいしいと言うほどのものではなかった。

どの皿にもカトレアの花が載っているのだが、食べるわけじゃないのでもったいないだけだ。

あとで、考えるとステーキを食べるオプショナルツアーのバスを出すのが面倒くさかったので、キャンセルさせたのかなと思う。それに、国際通りのお店にお客を送ると、添乗員さんは謝礼がもらえるのかも?

最初の予定通りステーキを食べに行けばよかった。

まあ、国際通りというものがどういうものかわかったから、それはそれで良かったのかもしれないが・・・。

・・・

そんなわけで、沖縄の歴史を知るには、ちょっと内容の足りない旅行だったのだ。

それから、

あるホテルでは、女性の大浴場のシャワー・水道が4個のうち3個が壊れていて1個のスペースしか使えなかった。

しかも、壊れているという表示も連絡も館内にないので、知らないで入っていったら、身体も髪の毛も洗えないのである。

ちょっと信じられない。

だが、沖縄の人によれば、そんなのは普通なんだそうだ。1個使えるからよいとか、大浴場に行ってみていやだったら自室の風呂に入ればいいじゃんと思ってるらしい。

確かに、伊豆の人もそんな感じのところがある。

温かい地方の人はいいかげん。それに腹を立てない。自分にも他人にも寛容。

大切な首里城にスプリンクラーを設置してなかったというのも驚くが、経費で不可能という理由よりも、楽観的な気質が原因ではと思う。