花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

三嶺散策②

2008-09-19 | 2008年花散策
山野草
歩けば何かに会う  9/13
    
 カヤハゲから見た三嶺
 
 町の人の多いところに行くのが好きではない。そんな者が都会で少しだけいた事がある。緑がないことに苛立ち、空間の狭さに悩まされた。山がないことが不思議だった。空が見えないのも我慢ならなかった。関東平野だからないのが当たり前だと頭で理解していても体が嫌がった。ストレスが溜まるだけだった。娘はそんなところに住んでいる。四季の移ろいを肌で感じるのが幸せと思う私と都会で便利な文化施設を享受するのが良いと思う娘と断絶は深い。私は私の道を行く。
 こうして今頻繁に山に行け、花と会えることは幸せ以外のなにものでもない。
    
ヤブタバコ(キク科・ガンクビソウ属)先日大空山で見たガンクビソウと近縁だが見比べたらすぐにわかる。頭花が枝の片側に穂状に多数ついている。
    
タカネハンショウヅル(キンポウゲ科)
       
フクオウソウ(キク科)
残念ながら未開花。昨年石鎚でも綺麗に開いていないかったのにことしも見ずに終わりそうで残念。「福王草」の名前は 、三重県の福王山で発見されたことに因んでいる。深山の林の下に生える多年草で全体に腺毛が密生し紫白色の花はうつむいて咲き長い雄シベが目立つらしい。縁がない花はあるものでどうしても見たいとおもうのに会えないのはセンダイソウ。ここ三嶺にもあるのに、まったく花をつけていない。恋焦がれていても会えないのはなかなか辛いものがある。咲く場所を知っていながら足を運ぶ時間をとらない自分が悪いけれど来年もあるさ~
    

    
クサノオウバノギク(キク科)
今回三嶺へ来たのはこれを見たいが為。絶滅危惧種に指定されている。葉がケシ科のクサノオウに似ていてキクの花が咲くのでクサノオウバノキクと名がついている。(ヤクシソウと近縁)最初覚えにくかったがこうして覚えるとすとんと頭に入った。
    

          
アオベンケイ(ベンケイソウ科)
山でみかけた事が有るが開花しているのは初めて。樹上・岩上にはえることが多い。1枚はボケているが他のより何枚か写した中では、全体の雰囲気を写せていると思う。花期が9~10月というからまだしばらくはうろうろ樹上眺めてさがしてみろうかな?視線を上に向けて歩くと足元がおろそかになるので転ばぬように心せねば。上を向いていると今度は足元になにやらあるので・・困るのよね。前に進まない。
     アカネ科のオオキヌタソウ
            実
ザレ場に辛うじて残っている。白い小さい花が見られるのは5~7月だけど来年もあるかどうか疑問だな?
    
     
リンドウ(リンドウ科)
歩き始めたのが8時前。リンドウが1輪咲くここカヤハゲについたのが13時。昼食をとったと言えども時間がかかりすぎている。しかし、花散策というものはこんなものかも知れない。

    
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2 コメント

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おら東京さ行くだ (霧の山)
2008-09-19 22:49:35
> 娘と断絶は深い。私は私の道を行く。

この行だけをピックアップしたら、複雑な親子関係を想像してしまいました(笑
うちの長女も東京にいます。その東京へ明日から出張です。行くたびに人間の住む所じゃねぇべ、と思います。
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霧の山さんへ (流れ星)
2008-09-19 23:13:21
複雑な親子関係かも~~(笑)
人間の住むところじゃないと思う私だから山に行くのでしょうね。
東京から早く帰ってきて待ちかねているブログを仕上げてください。
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