股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

デッド・ドント・ダイ

2020年12月27日 15時39分55秒 | 映画評論タ行

製作年:2019年
製作国:スウェーデン/アメリカ
日本公開:2020年6月5日
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ,アダム・ドライヴァー,ティルダ・スウィントン
映画『デット・ドント・ダイ』6月5日(金)公開 公式サイト

ロバートソン署長(ビル・マーレイ)、ピーターソン巡査(アダム・ドライヴァー)、モリソン巡査(クロエ・セヴィニー)が見守るのどかな田舎町センターヴィルで、死者が墓場から次々とよみがえる。ゾンビは生前の活動に引き寄せられるように町をさまよい、時間を追うごとに増殖していた。三人の警察官や葬儀屋のゼルダ(ティルダ・スウィントン)、住民たちは、生き残りを懸けてゾンビの大群に立ち向かう。
『パターソン』などのジム・ジャームッシュが監督を務めたゾンビコメディー。町にあふれ返ったゾンビと戦う人々を描く。ジャームッシュ監督作『ブロークン・フラワーズ』などに出演してきたビル・マーレイをはじめ、『スター・ウォーズ』シリーズなどのアダム・ドライヴァー、『少年は残酷な弓を射る』などのティルダ・スウィントン、『ボーイズ・ドント・クライ』などのクロエ・セヴィニーらが共演する。

生き返ったゾンビたちと人間たちの戦いを描いたゾンビコメディー映画。恐ろしいゾンビを面白く描くのは良いんだけど、その笑いのネタが面白くないのが致命的でした。ゾンビの生き返り方、殺し方、動き方…どれを取っても中途半端なヌルさ。ホラー映画にしたいのかコメディ映画にしたいのか、どっちかに振り切らないから、最後まで乗り切れないユルユルな中途半端な出来になってしまったのです。ゾンビ映画なのにゾンビが登場するまでが長い(笑)後半になって盛り返すのかと思ったらダラダラと…。そして急にUFOが現れてキルビル姉さんをお迎えにきた謎…。結局、何がしたかったのか分からずのまま、謎も何も回収されないまま終わってしまったのでモヤモヤが残りました。"死者は死なない”ってメッセージを伝えたかったのかな?3人の子供たちはどこへ行っちゃったのかな。
良い俳優を揃えたのに勿体ない作品でした。オマージュ的な場面もあるそうなので、そこらへんに詳しい人は楽しめるのかな?こういうシュールなネタで笑える人とは仲良くなれそうにない…。「ゾンビランド」の方が断然楽しめます!

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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