股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ミスト

2008年05月14日 03時49分21秒 | 映画評論マ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2008年5月10日公開
監督・製作・脚本 : フランク・ダラボン
原作 : スティーヴン・キング
出演 : トーマス・ジェーン,マーシャ・ゲイ・ハーデン,ローリー・ホールデン
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激しい嵐が街を襲った翌日、湖の向こう岸に不穏な霧が発生していた。デイヴィッドは不安に駆られながら、息子のビリーを連れ、隣人の弁護士ノートンと街へ買い出しに向かう。3人がスーパーマーケットに入ろうとすると、店内は大混乱。外では軍人が歩き回り、サイレンが鳴り続ける。すると、ひとりの中年男が叫びながら駈け込んで来た。「霧の中に何かがいる!」と。店外を見ると深い霧が駐車場を覆っていた!
ホラーの巨匠スティーヴン・キング原作、鬼才フランク・ダラボン監督のコンビによる3作目。とある田舎町を嵐が襲った後、霧がゆっくり町を飲み込んでいく。そして時間の経過とともに判明していく、霧の中に生息するこの世のものとは思えない生物たち。スーパーマーケットの店内に閉じ込められた人間たちはいかにして生き延びようとするのか…。恐怖とパニックに直面した人間の行動、心理を鋭くえぐる描写が秀逸だ。中でも狂信的な女性ミセス・カーモディを演じたオスカー女優、マーシャ・ゲイ・ハーデンの演技は注目。センセーショナルなラスト、主人公たちのショッキングな“決断”は、全米公開時、さまざまな議論を呼んだという。
“スティーヴン・キング原作”それだけで「どうせ、つまらない…」と思いながらも少しの期待を持って観に行きました。たしかにスティーヴン・キングは凄い作家だと思うけど、それは過去の「ショーシャンクの空に」とか「グリーン・マイル」であって、最近の「ドリーム・キャッチャー」「シークレット・ウインドウ」は駄作なんだよねで本作「ミスト」なんですが、やはり中途半端な仕上がりでした(笑)同じような作品なら2005年の「ザ・フォッグ」という作品がありますが、やぱ“霧”って難しいテーマなのかなぁ。上映時間が2時間というわりには、無駄な部分が多くて長く感じました開始早々「霧の中に何がいるんだ!?」とワクワクしてたら出てきたのはタコの足?(笑)これが出てきた瞬間、B級映画確定しました。その後は外に出てはデッカい怪獣に食われていき、デッカい蚊や蜘蛛に殺されたりと、ただのモンスター映画みたいな感じです薬局でのシーンでは「さっさと逃げろよ!」と叫びたくなった(笑)何で怪獣がいるのかという説明も「政府の極秘実験で失敗して…」とかいう曖昧な説明で全然分からずイライラしてましたが、それ以上に宗教のおばさんがウザかったです!人間って極限状態になると宗教に頼っちゃうものなのだろうか?でも兵隊の青年が可哀相過ぎだよ生贄って何なのだろ??
で予告での“衝撃のラスト15分”なんだけど…別に衝撃でもなく、どちらかと言えばガッカリのラストでした(笑)だってもうちょい待てばみんな助かったのに…。しかも子供を残すのかと思いきや、ラストは自分だけ生き残るのかよ!?と今までの父親の行動からすると理解できませんでしたてか、あのままショッピング・センターに留まってれば助かったんじゃ?(笑)

この作品の評価・・・・59点
コメント
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