股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

まともじゃないのは君も一緒

2021年02月25日 11時36分52秒 | 映画評論マ行

製作年:2020年
製作国:日本
日本公開:2021年3月19日
監督:前田弘二
出演:成田凌,清原果耶,小泉孝太郎,泉里香
映画『まともじゃないのは君も一緒』公式サイト

予備校で数学を教える大野康臣(成田凌)は、独身で恋人もいないが、結婚願望は持っていた。しかし、女の子とデートをしてもコミュニケーションがうまくできない。康臣は自分のことを普段から「普通じゃない」と言う教え子の秋本香住(清原果耶)に、どうしたら普通になれるか教えてほしいと頼み込む。
『カツベン!』などの成田凌とドラマ「透明なゆりかご」などの清原果耶が共演するコメディードラマ。予備校講師と教え子のやり取りを通して、コミュニケーションのすれ違いやズレなどを描き出す。メガホンを取るのは『婚前特急』や『わたしのハワイの歩きかた』などの前田弘二。オリジナル脚本を前田監督作品や『そこのみにて光輝く』などの高田亮が手掛ける。

久しぶりの会場での試写会に参加。恋愛経験が乏しい予備校講師と女子高生の騒動を描いた本作。成田凌も清原果耶も演技が上手い!そして泉里香の色気が凄い!好きな人には恋人がいることを知った女子高生の香住は、予備校講師の大野を利用して2人を別れさせようとした香住でしたが、あるキッカケで香住は大野に恋してしまうのです。そんな大野は別の女性に好意を抱き始め…。一方通行ばかりの恋模様。人生ってそんな理想通りにはいかない。普通って何だろうか?普通と普通じゃない境界って何だろうか?そこを考えれば考える程、理想とは違う結果になってしまう。大野も香住も、本当は普通の恋をしたいだけなのに…。2人の会話のやり取りが観ていてとても面白かったです。あれだけ次から次へと会話が続くのなら、この人が運命の人かも!?って思いそうだけど、そう上手くはいかないのか。やっぱり“普通”って何なのか映画を観ても分かりませんでした(笑)明確な答えが最後に待っているわけではありませんが、“普通”とか“普通じゃない”とかではなく、自分らしくいることが大切なのだと教えてくれた気がした素敵な映画でした。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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