股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

マイ・エレメント

2023年07月29日 00時23分12秒 | 映画評論マ行

製作年:2023年
製作国:アメリカ
日本公開:2023年8月4日
監督:ピーター・ソーン
声の出演:川口春奈,玉森裕太,MEGUMI,伊達みきお,楠見尚己,塩田朋子

ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』|映画|ディズニー公式

2023年8月4日(金)公開ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』公式サイト(原題:Elemental)。もしも火・水・土・風のエレメント(元素)たちが暮らす世界があ...

ディズニー

 


火・水・土・風という、異なる特性を持つエレメント(元素)たちが暮らすエレメント・シティ。火の街で暮らす少女・エンバーは街から出ることなく、父親の店を継いで家族の期待に応えようと奮闘していた。ある日、熱くなりやすい自分とは真逆の、水のエレメントの青年・ウェイドと出会う。彼と過ごすうちに世界の広さに触れたエンバーは、自分の新たな可能性について考え始め、知らない世界への興味を募らせていく。しかしこの街には、違うエレメントとは関われないという決まりがあった。
火・水・土・風といったエレメント(元素)たちが暮らす世界を描く、ディズニー&ピクサーによるアニメ。異なる特性のエレメントとは関われないというルールがある街を舞台に、火のエレメントである少女と、水のエレメントである青年の出会いを描く。『アーロと少年』などのピーター・ソーンが監督を務め、同作にも携わった『カーズ2』などのデニス・リームがプロデューサーを担う。ボイスキャストにはリーア・ルイス、マムドゥ・アチーらが名を連ね、日本版声優として川口春奈、玉森裕太らが参加する。

Filmarksさんの試写会にて2D吹替で鑑賞。ウォルトディズニースタジオ試写室は初めてでしたが室内は綺麗で、椅子も座り心地◎。
火・水・土・風のエレメント(元素)たちが暮らす世界で、火の少女と、水の青年の運命的な出会いを描いた本作。さすがピクサー。映像がとても美しく、水の透明感など細部にまで至るこだわりを感じました。各エレメントのキャラクターの特性が観ていて楽しめました。
テーマとしては多様性、マイノリティ。見た目が違う、育ってきた文化が違う。第一印象だけで相手のイメージを決めつけて、自分と違うからと否定したり関わらないようにする。そんなエレメントたちが暮らす世界で、主人公の火の少女・エンバーと、水の青年・ウェイドは互いの価値観の違いを少しずつ認め合い、尊重し合い、惹かれ合っていきます。展開としては王道でしたが、ディズニー・ピクサーらしい子供でも分かりやすいようなお話でした。自分を認めてあげることの大切さ、自分を愛してあげることの大切さ。そして大切な家族、恋人、友達の幸せを願うことの大切さ。改めて多様性について考える良い機会をくれました。
ただ、個人的にはもう少し捻りがほしかった。土と風のエレメントの活躍をもっと入れてほしかったが尺の関係で難しかったか…。いやっ、それなら本編前のカールじいさんのショートムービーは無しにして土と風のエレメントの出演時間を増やして欲しかったです。洪水で街中が大変なことになってしまったが、その後がどうなったのか気になる…。そしてエンバーを見ていて「そこ怒るところ!?」と何度か思ってしまったが、良い人すぎるウェイドを見て中和されました。

吹き替え版だったので鑑賞前まで不安でしたが川口春奈も玉森裕太もMEGUMIもみんな上手!!吹き替え版おすすめです!

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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