股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

バジュランギおじさんと、小さな迷子

2020年06月16日 22時59分01秒 | 映画評論ハ行

製作年:2015年
製作国:インド
日本公開:2019年1月18日
監督:カビール・カーン
出演:サルマン・カーン,ハルシャーリー・マルホートラ,カリーナ・カプール
「バジュランギおじさんと、小さな迷子」公式サイト

声が出ないパキスタンの少女シャヒーダー(ハルシャーリー・マルホートラ)は、母親とインドのイスラム寺院に願掛けに行った帰り道ではぐれてしまう。ヒンドゥー教徒のパワン(サルマーン・カーン)は迷子の彼女を預かるが、後に少女がイスラム教徒だと知る。対立する両国の現実を背負いつつも、パワンは国境を越え少女を親元に送り届けようとする。
インド人の青年が、迷子のパキスタン人の少女を親元に送り届けるため旅に出る姿を描いた人間ドラマ。『ダバング 大胆不敵』などのサルマーン・カーンが主演を務め、およそ5,000人のオーディションから選ばれた子役のハルシャーリー・マルホートラ、『きっと、うまくいく』などのカリーナ・カプール、『女神は二度微笑む』などのナワーズッディーン・シッディーキーらが共演。『タイガー~伝説のスパイ~』でサルマーンと組んだカビール・カーンがメガホンを取った。

インド人の青年が、インドで迷子になったパキスタン人の少女を親元に送り届けるために旅に出る物語。愛が詰まったとても感動するお話でした。独りぼっちのシャヒーダーを見つけたパワンが様々な困難を乗り越えて親元に帰そうとする姿に温かさと優しさを感じました。国境、宗教、紛争…たくさんの壁はあるけれど、誰かを愛する気持ち、誰かを守りたいと思う気持ちに国や人種は関係ない。こうやって人と人とが支え合うことが平和に繋がっていくのだと感じました。言葉が話せない少女と、馬鹿正直すぎる青年の旅は、ほっこりさせられたりハラハラさせられたり。途中から2人が本当の親子のように見えました。もう少し上映時間を短くできたかなと思いますが、後半に入ってからパキスタン人記者が合流して警察との追いかけっこが始まったあたりからはスピーディに話が進んでいき楽しめました♪ラストは予想通りで、出来過ぎ感があって個人的には感動はしたが泣けるほどではなかったです。しかし社会問題を考えさせるインド映画の完成度の高さを本作でも実感しました!インド映画お得意のダンスシーンもたくさん出てきますよ♪
オーディションで選ばれたシャヒーダーちゃん役の女の子がめちゃくちゃ可愛くて顔が映るたびに癒されてました(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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