股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

楽園の夜

2021年04月13日 00時57分48秒 | 映画評論ヤラワ行

製作年:2021年
製作国:韓国
日本公開:2021年4月9日
監督:パク・フンジョン
出演:オム・テグ,チョン・ヨビン,チャ・スンウォン

暴力団に追われる男性が、逃亡先でつかの間の平穏な時間を過ごす姿を描くヒューマンドラマ。犯罪組織の構成員がたどりついた済州島で、心の傷を抱える女性としばしの間心を通わせる。『新しき世界』などのパク・フンジョンが監督と脚本を手掛け、『密偵』などのオム・テグが主人公を演じる。共演は『シークレット・ジョブ』などのチョン・ヨビン、『がんばれ!チョルス』などのチャ・スンウォンのほか、イ・ギヨン、パク・ホサンら。

大好きな韓国ノワール映画。組織に追われる男と、心に傷を負った女性の姿を描いた本作。アクション満載のドンパチ作品かと予想していましたが、思っていたよりもヌルっとするジメっとするジワっとする仕上がりでした。派手さは無いものの“裏切り”“悲しみ”“痛み”が最初から最後まで続いていて、「救われてほしい…助かってほしい…」と祈ってしまうほどでした。ラストは予想できる。韓国ノワール作品の中では淡々と静かでスケールが小さめな気もするが、孤独な男女の少しずつ互いの心の距離が縮まっていく過程がとても丁寧に描かれていて見応えがありました。最後の海のシーンに少し心が救われたような気がする。そして済州島行ってみたくなった

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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