股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

パパラッチ

2006年09月20日 18時35分13秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2004年
製作国 : アメリカ
2006年4月8日公開
監督 : ポール・アバスカル
製作 : メル・ギブソン
出演 : コール・ハウザー,トム・サイズモア,ロビン・タニー
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主演映画が大ヒットし、アクション・スターとしての名声を確立したララミーは、成功に酔いしれていた。しかし、その代償は思わぬ形でやってくる。息子ザックの写真を撮られ、報道カメラマンのレックスを殴ってしまったララミーは、その日以来、レックスの執拗な嫌がらせを受けるようになる。そしてある夜、レックスとその仲間の車に追いかけられたララミーは、自動車事故を起こし、ザックは昏睡に陥ってしまった。家族の命まで危険にさらされたララミーは、あることをきっかけに、パパラッチへの反撃を開始する…。
毎日のように届けられる、ハリウッドからのゴシップ。スターの素顔を狙うパパラッチとのいざこざは、ここ最近激化しており、訴訟合戦にも発展している。本作は、そんなハリウッドの実情をベースにした、リアルなサスペンス劇。メル・ギブソンが製作をつとめ、スターとニュースの間に生まれる皮肉をたっぷりと見せ付けている。パパラッチへの逆襲を開始するララミーには、『タイガーランド』のコール・ハウザー。あらゆる卑怯な手を使って特ダネを追うパパラッチ、レックスには、本人もゴシップ欄の常連であるトム・サイズモアが扮し、憎らしさは満点。復讐のプロセスには穴も多いのだが、事件を捜査する刑事との関係も絡んできて、リアルな緊張感が漂っている。
パパラッチと言われても日本人にはあまりピンときませんが簡単に言ってみればストーカーです。しかしパパラッチは本人に身体的に危害を加えるのではなく、精神的ダメージを受けるようなゴシップ記事を書くのです。この作品の中では“ここまでやるか!!”ってぐらいララミーにしつこく付きまとうわけです(笑)そしてララミーは精神的に追い詰められていき、家族までもが傷つけられた時、とうとう復讐を誓うわけですこの流れはすごく良かったと思います。そりゃあ愛する家族をあんな形で傷つけられたら、大スターでも復讐するだろうし。しかし復讐を始めた辺りから何かしっくり来ませんでした果たしてあんなに上手いぐあいに事が進んでくれるんだろうか?まるで神様が見方してくれるほど主人公が考えてるように男達が死んでいってくれるんです(笑)それに、いくら大スターだと言っても人を殺して“一件落着♪”って雰囲気で再び晴れ舞台に堂々と出て行くのもどうかと思いますよ…。少しは罪悪感を持って欲しいです(笑)妻の回復も異様に早かったような…
そして忘れちゃいけないのが中盤で一瞬出てくるメル・ギブソン製作に関わったから出てるのは理解できるけど、とくに出なくても良かったのでは!?きっと話題集めだろうねラストに本人役で出てたマシュー・マコノヒーは違和感なかったからいいけどね♪

この作品の評価・・・・72点

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