股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ラーゲリより愛を込めて

2023年07月31日 14時14分20秒 | 映画評論ヤラワ行

製作年:2022年
製作国:日本
日本公開:2022年12月9日
監督:瀬々敬久
出演:二宮和也,北川景子,松坂桃李,中島健人,寺尾聰,桐谷健太,安田顕

映画『ラーゲリより愛を込めて』公式サイト

二宮和也 映画主演最新作! 日本最高峰のスタッフで挑む、知られざる愛の実話― 珠玉の人間讃歌、心震わす感動巨編、誕生

 


第2次世界大戦が終結した1945年。シベリアの強制収容所では、ソ連軍の捕虜となった山本幡男(二宮和也)ら多くの日本軍兵士たちが収容されていた。わずかな食料しか与えられず、零下40度という過酷な状況下で重労働を強いられる彼らに、山本は「生きる希望を捨ててはいけません。帰国の日は必ずやって来ます」と訴え続ける。山本の信念と仲間を思う行動に勇気づけられる捕虜たち。8年後、山本のもとへ妻からのはがきが届き、帰国の日は近いと感じる山本だったが、その体は病にむしばまれていた。
辺見じゅんのノンフィクション「収容所から来た遺書」を原作にしたドラマ。第2次世界大戦終結後、ソ連軍の捕虜として不当にシベリアの収容所に抑留された日本人・山本幡男氏の姿を描く。メガホンを取るのは『とんび』などの瀬々敬久。『浅田家!』などの二宮和也、『ファーストラヴ』などの北川景子らが出演する。

シベリアの強制収容所でソ連軍の捕虜となった山本幡男ら日本軍兵士たちの姿を描いた本作。ラーゲリで捕虜として過酷な労働をさせられている日本人たちが、いつか日本に帰れると信じて希望を捨てずに生き続ける姿に非常に感動と勇気をもらいました。これが実話なのだから驚きです。山本幡男という人が収容所で多くの日本人に勇気と希望を与えていたことに感動しました。戦争モノは今までたくさん観てきたので、う~ん泣けないだろうなと思ってましたが…はい泣きました(笑)瀬々監督作品に涙腺のツボはハマりやすい気がする。後半のシーンは涙が止まりませんでした。日本にいる妻、子供、母を想い、生きるか死ぬかの極限状態で互いに励まし合う捕虜たち。日本と繋がっているのだと空を見上げるシーンは印象的。そしてやはり役者陣の演技が良い!ニノの演技に泣かされました!
重い話でしたが改めて平和や戦争について考えさせられる作品でした。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホイットニー・ヒューストン ... | トップ | キングダム 運命の炎 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画評論ヤラワ行」カテゴリの最新記事