股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

散歩する侵略者

2018年04月21日 03時06分00秒 | 映画評論サ行
製作年:2017年
製作国:日本
日本公開:2017年9月9日
監督:黒沢清
出演:長澤まさみ,松田龍平,長谷川博己,高杉真宙,恒松祐里,前田敦子
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鳴海の夫・真治が、数日間行方をくらまし、別人のようになって帰ってくる。これまでの態度が一変した夫に疑念を抱く鳴海は、突然真治から「地球を侵略しに来た」と告白され戸惑う。一方、町ではある一家の惨殺事件が起こったのを機に、さまざまな現象が発生し、不穏な空気が漂い始める。
『アカルイミライ』などの黒沢清監督が、劇作家・演出家の前川知大が結成した劇団イキウメの舞台を映画化。数日間失踪したのちに様変わりした夫が妻のもとへ戻ったのを機に、平穏だった町が変化するさまを描く。「地球を侵略しに来た」と妻に告白する夫を『舟を編む』などの松田龍平、そんな夫に翻弄される妻を『世界の中心で、愛をさけぶ』などの長澤まさみ、一家惨殺事件を調査するジャーナリストを『セカンドバージン』などの長谷川博己が演じる。

別人となって妻の元に戻ってきた夫。それ以来、平穏な街に不穏な空気が漂い始める。正体不明の宇宙人のようなウイルスのような生命体が地球を侵略し始めるというストーリー。ミステリアスな雰囲気の中で徐々に人間たちが侵略されていく展開は、“日常にある恐怖”という点でなかなか怖かったです。しかし、最後まで観てもスッキリしない終わり方。人間の“愛”を知った宇宙人は侵略するのを止めた?車に轢かれて宇宙人死亡って…なんだそりゃ(笑)というか侵略者が3体しかいないということ自体、「えっ?本気で侵略する気あるの?」と思ってしまう(笑)宇宙人らしい怖さをもっと表現すべきだったと思います。これと比べたら「寄生獣」は徹底的に侵略者としての恐怖を植え付けさせてくれた傑作だったと思う。侵略者を追いかける謎の集団も、1人殺されただけで逃げ出す始末。見どころと言えば女子高生のアクションシーンくらいか。全体的に安っぽい作りでした

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)

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