股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

陽気なギャングが地球を回す

2006年11月11日 12時52分29秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2006年
製作国 : 日本
2006年5月13日公開
監督 : 前田哲
出演 : 大沢たかお,鈴木京香,佐藤浩市,松田翔太,大倉孝二
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かもめ銀行。電話を受けたひとりの銀行員・朝倉が「爆弾が仕掛けられています。早く逃げて!」と叫んだ。一目散に銀行から居なくなる人々。残ったのは朝倉の他、居合わせた男女4人。その内のひとり成瀬が、銀行の金を狙った朝倉の狂言を見破った。実はこの4人。それぞれにちょっと変わった特技を持っていた。嘘を見抜く成瀬、スリの天才・久遠、演説のエキスパート・響野、完璧な体内時計を持つ雪子。万事休すの朝倉を前に、彼らは思った「自分たちならもっと上手くやれる!」。
直木賞候補作「魔王」などで、今や押しも押されもせぬ人気作家の伊坂幸太郎が2003年に発表した人気作品の映画化。伊坂作品の最大の魅力ともいえるスピード感を損なわぬ演出を見せたのは、前田哲監督。伊丹十三、阪本順治、周防正行ら名監督の下で助監督として鍛えた演出力を発揮している。また、本作を魅力的なものにしているのは、なんといっても豪華な主演者たち。立っているだけで様になる粋で痛快なギャングたちを誕生させた。
もっと華麗な銀行強盗をしてくれるものかと期待してましたが、そこはやはり邦画、限界がありました…。脚本はまぁまぁ良いと思いましたが所々が何となく不自然とくに不自然だったのが最初の銀行に押し入って、車で逃走するシーン。昼間の大通りなのに他の車が一台も走ってないのも変だし、人通りもなさそうな所で意味不明な検問をやってる警察も変。そしてその検問の横にわざとらしく置いてある幼児用の滑り台。あんな滑り台で車一台を支えられるものかと疑問に思うし、あれがもし雪子たちが故意に置いたとしても誰かに片付けられたらどうするのか??とツッコミ満載でしたラストの終わり方も無理矢理に話を繋げました感があって何か納得できません。CGを使ってるのもバレバレだったし色んな所をお粗末に作った作品だったと思います。
「ゾウを冷蔵庫に入れる3つの条件は?」っていうなぞなぞの答えも意外にしょぼかった…。

この作品の評価・・・・68点

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