股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

マグニフィセント・セブン

2017年06月16日 12時45分17秒 | 映画評論マ行
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年1月27日
監督:アントワーン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン,クリス・プラット,イーサン・ホーク
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悪漢バーソロミュー・ボーグによって牛耳られ、絶望を感じながら生きているローズ・クリークの町の人々。住民の一人であるエマ・カレンは、賞金稼ぎのサム、ギャンブラーのジョシュ、流れ者、拳銃の達人といった7人の男を雇って、バーソロミューの手から町を救い出すように頼む。金のためと割り切って戦いに身を投じるサムやジョシュだったが…。
黒澤明の傑作『七人の侍』と同作をリメイクした『荒野の七人』を原案にした西部劇。冷酷非道な悪に支配された町の住人から彼を倒してほしいと雇われた、賞金稼ぎやギャンブラーといったアウトロー7人の活躍を追う。メガホンを取るのは、『サウスポー』などのアントワーン・フークア。『トレーニング デイ』『イコライザー』でフークア監督とタッグを組んだデンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホンらが結集する。熱いストーリーと迫力のアクションに注目。

黒澤明の傑作『七人の侍』と同作をリメイクした『荒野の七人』を原案にした西部劇。豪華ハリウッド俳優陣がガンマンを演じており、ドンパチする西部劇の世界を楽しむには良い作品だと思います。西部劇は嫌いじゃないのだけども、まぁ予想通りのストーリー過ぎて楽しむというよりは、「でしょうね」という展開が続きます。仲間がどんどん死んでいって、結局最後は敵が死ぬっていうオチ。7人の男たちの背景が描かれていないから感情移入も出来ず、死んでも何とも思えませんでした。銃撃シーンが長いうえに、誰が何をやってるのか見えにくいので、敵が死んだのか味方が死んだのか分かりづらかった。僕だったら間違えて味方を打っちゃうだろうなと思います(笑)あまりにも敵の数が多すぎて、いくらなんでもこれで勝てるのかなと疑問に感じました。7人が互いに絆を深める過程や、村の人たちとの交流がほとんど描かれずに、戦うシーンを急に見せられても腑に落ちない。彼らが何故に見ず知らずの村の為に命を懸けて戦うのか、7人の内面をもっと描いてくれたら良かったなと思います。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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