製作年:2013年
製作国:オーストラリア/アメリカ
日本公開:2016年2月20日
監督:マシュー・サヴィル
出演:ジョエル・エドガートン,ジェイ・コートニー,トム・ウィルキンソン
ある事件で手柄を立てた刑事マルは同僚たちと酒を飲み、ほろ酔い加減で車を運転していた途中、自転車に乗った子供をはねてしまう。動転した彼は発見者を装い通報するが、新任刑事ジムは、その様子に疑念を抱き単独で捜査を進める。そんなジムに対し、上司カールは捜査を止めようとする。
子供がはねられた交通事故をめぐり、3人の刑事たちの葛藤や思惑、狂気が交錯していくクライムドラマ。飲酒運転で子供をひいてしまう主人公には『エクソダス:神と王』などのジョエル・エドガートンがふんし、脚本も手掛けた。独自に事件を捜査する新任刑事に『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などのジェイ・コートニー、上司を『イン・ザ・ベッドルーム』などのトム・ウィルキンソンが演じる。
交通事故を巡って3人の刑事たちの葛藤を描いた本作。飲酒運転によって少年を轢いてしまったマル。彼が咄嗟についた嘘によって状況は一変していきます。自分を守るために言ってしまった嘘によって、悲しむ人たちがいる…。正義と嘘の間で苦悩するマルの姿を見ると、自分も同じ状況になった時に同じことをしてしまうのではないかと思ってしまう。正義を貫き通しても、嘘を貫き通しても、その先に待っているのは悲しむ人たち。自分ではどうにも出来ないほど、マルはしてはいけない事をしてしまった。マルが少年の見舞いに行った時に少年の母親に言った言葉。そこから母親は全てを察知します。真実を知ってしまった母親の気持ちを考えると、何とも言えない辛さを感じる。新任刑事のジムの正義も、上司のカールの正義も、全てを人を幸せに出来るわけではない。でも亡くなった少年が少しでも救われるように、真実は明らかにするべきなのだ。
派手な展開は無いものの、最後まで見逃せない作品でした。
この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
製作国:オーストラリア/アメリカ
日本公開:2016年2月20日
監督:マシュー・サヴィル
出演:ジョエル・エドガートン,ジェイ・コートニー,トム・ウィルキンソン
ある事件で手柄を立てた刑事マルは同僚たちと酒を飲み、ほろ酔い加減で車を運転していた途中、自転車に乗った子供をはねてしまう。動転した彼は発見者を装い通報するが、新任刑事ジムは、その様子に疑念を抱き単独で捜査を進める。そんなジムに対し、上司カールは捜査を止めようとする。
子供がはねられた交通事故をめぐり、3人の刑事たちの葛藤や思惑、狂気が交錯していくクライムドラマ。飲酒運転で子供をひいてしまう主人公には『エクソダス:神と王』などのジョエル・エドガートンがふんし、脚本も手掛けた。独自に事件を捜査する新任刑事に『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などのジェイ・コートニー、上司を『イン・ザ・ベッドルーム』などのトム・ウィルキンソンが演じる。
交通事故を巡って3人の刑事たちの葛藤を描いた本作。飲酒運転によって少年を轢いてしまったマル。彼が咄嗟についた嘘によって状況は一変していきます。自分を守るために言ってしまった嘘によって、悲しむ人たちがいる…。正義と嘘の間で苦悩するマルの姿を見ると、自分も同じ状況になった時に同じことをしてしまうのではないかと思ってしまう。正義を貫き通しても、嘘を貫き通しても、その先に待っているのは悲しむ人たち。自分ではどうにも出来ないほど、マルはしてはいけない事をしてしまった。マルが少年の見舞いに行った時に少年の母親に言った言葉。そこから母親は全てを察知します。真実を知ってしまった母親の気持ちを考えると、何とも言えない辛さを感じる。新任刑事のジムの正義も、上司のカールの正義も、全てを人を幸せに出来るわけではない。でも亡くなった少年が少しでも救われるように、真実は明らかにするべきなのだ。
派手な展開は無いものの、最後まで見逃せない作品でした。
この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)