股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ブラック・シー

2016年02月08日 16時02分31秒 | 映画評論ハ行
製作年:2014年
製作国:イギリス/ロシア
日本公開:2015年8月15日
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ジュード・ロウ,スクート・マクネイリー,ベン・メンデルソーン,デヴィッド・スレルフォール
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海難救助専門家のロビンソンは、11年続けた仕事を失ってしまう。そんな折、金塊を積んだまま黒海に沈没したといわれるナチスドイツの潜水艦のうわさを聞いた彼は、金塊の引き揚げを考える。ロシア人とイギリス人によって構成されたメンバーで挑むが…。
ナチスドイツの潜水艦に眠るといわれる金塊引き揚げに挑む12人の男たちの野望を描く海洋サスペンス。一獲千金を夢見るくせ者ぞろいの男たちが乗り込んだ海底の潜水艦を舞台に、緊迫感あふれるドラマが展開。監督は、『ラストキング・オブ・スコットランド』などのケヴィン・マクドナルド。人気俳優ジュード・ロウをはじめ、『ゴーン・ガール』などのスクート・マクネイリー、『アニマル・キングダム』などのベン・メンデルソーンらが出演する。

海底に沈む金塊を引き上げて一攫千金を夢見る男たちの物語。潜水艦を舞台にした映画ってだいたい似たような設定が多いんだよね。12人もの男が大金を目の前にして「じゃあ均等に分けましょう!」なんて上手くいくわけがない…。錆びれた潜水艦に乗り込み、閉塞空間の中でワケありばかりの男たちがいるわけだから、そりゃあトラブルが起きるでしょうね。イギリス人とロシア人が同じ潜水艦に乗り込んでる時点でそうなるでしょ(笑)しかし深海の中で繰り広げられる金に目が眩んだ人間たちの裏切りと欲望のドラマは緊張感があって見応えがありました。ジュード・ロウ演じるロビンソンが最後にとった行動は非常に考え深かった。金塊を引き上げると引き換えに彼が取った行動は海難救助専門家だからこその行動。そう考えると、とても切ない…。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
コメント
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