股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

喰女−クイメ−

2015年02月18日 13時51分13秒 | 映画評論カ行
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2014年8月23日
監督:三池崇史
出演:市川海老蔵,柴咲コウ,中西美帆,マイコ,根岸季衣,勝野洋,古谷一行,伊藤英明
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舞台「真四谷怪談」の看板女優である後藤美雪の推薦により、彼女と付き合っている長谷川浩介が相手役に選ばれる。二人はお岩と伊右衛門にふんすることになり、鈴木順と朝比奈莉緒らの共演も決定する。こうして舞台の稽古がスタートするのだが…。
『一命』の三池崇史監督と市川海老蔵が再びタッグを組み、有名な歌舞伎狂言「東海道四谷怪談」を題材に描く衝撃作。柴咲コウがヒロインを演じ、虚構と現実の世界が交錯しながらもつれ合う男女の愛と狂気を浮き彫りにする。『悪の教典』などの伊藤英明や『ミロクローゼ』などのマイコ、『永遠の0』などの中西美帆らが共演。身の毛もよだつような戦慄の物語に背筋が凍る。

歌舞伎狂言「東海道四谷怪談」を題材にした異色ホラー。市川海老蔵は歌舞伎役者だけあって演技が素晴らしかった!舞台装置の凝り方も凄い!でもホラーとしては怖さは全然ありませんでした。現実の世界と舞台の世界で、徐々に崩れていく男女の愛と狂気を描いたわりには、その怖さが全然伝わってこない…。現実と芝居、その境目をもっとハッキリするべきだった。他の女にちょっと優しくしたぐらいで美雪が浩介にあそこまで不信感を募らせる気持ちも理解できなかった。ほとんど舞台を観ているような感覚だったので映画ではなくて舞台として公開すれば良かったのでは?なんだか海老蔵の自己満足で作られた作品な気がします…。ホラー映画なんだから少しぐらい驚かせるような演出入れてもいいのに。四谷怪談ってこんなにつまらない話だったっけ?お岩さんに謝れ!!


この作品の評価・・・・★★☆☆☆☆☆☆☆☆
コメント
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