股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

県庁おもてなし課

2013年05月21日 12時08分23秒 | 映画評論カ行
製作年:2013年
製作国:日本
2013年5月11日公開
監督:三宅喜重
出演:錦戸亮,堀北真希,関めぐみ,甲本雅裕,松尾諭,高良健吾,船越英一郎
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観光の促進を円滑にするために高知県庁は「おもてなし課」を設立。若手職員・掛水を中心としたメンバーたちが何をすべきかわからず困惑していると、地元出身の作家・吉門から役所気質と民間感覚のズレを痛烈に批判される。発奮した掛水は柔軟な発想力を持つアルバイトの多紀と共に、本当のおもてなしを見つけ出すべく奔走する。
「図書館戦争」などで人気の有川浩の小説を、『阪急電車 片道15分の奇跡』の三宅喜重監督と脚本家・岡田惠和の再タッグで映画化。高知県庁に実在する「おもてなし課」を舞台に、職員たちが高知の観光振興のためひた走る姿を描く。主演は関ジャニ∞の錦戸亮、彼と一緒に数々の難題に立ち向かうヒロインにはNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の堀北真希。共演には高良健吾、関めぐみに加えて、ベテラン船越英一郎らがそろう。

『阪急電車 片道15分の奇跡』『図書館戦争』の有川浩の小説を映画化した本作。高知県を舞台に、観光振興のために奮闘する県庁職員を描いています。おもてなし課は実際に存在する部署だそうです。映画を観ていて思ったのは「高知県行きたいなぁ~」ってこと(笑)個人的に数年前に青春18切符を使って四国一周したので高知県は行ったことがあります。四万十川の川沿いをレンタサイクルで走ったのは本当に気持ち良かった。海も川も山も空も、素晴らしい自然あったなぁというのが高知県の思い出です。でも映画の中でも言ってるように、たしかに高知県には自然しかなかった…。そして電車の本数が極端に少ない。

そんな高知県を描いているのですが、感想としては…「これって高知県のPR映画?」という印象。高知県の活性化のために、おもてなし課の人達が頑張る姿はとても良いし、高知県レジャーランド計画という壮大なプロジェクトを進めるのも良いのだけど、結局は何も進まずに終わってしまった。プロジェクトを考えたなら、その具体的な説明や途中経過や結果が見たかった。道の改善やトイレの改善を提案したぐらい。“民宿きよとお”の親子愛だの血の繋がってない兄弟愛とかを描くよりも、プロジェクトを進めろやー!(笑)
錦戸亮と堀北真希の恋愛も中途半端…。好きなの?好きじゃないの?この映画のどこで感動すればいいのか分かりませんでした。観光映画なの?恋愛映画なの?『阪急電車 片道15分の奇跡』『図書館戦争』そしてドラマ『フリーター、家を買う。』が良かっただけに、今回は残念でした。

この作品の評価・・・・64点
コメント
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