股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

P.S. アイラヴユー

2008年10月28日 02時20分49秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2008年10月18日公開
監督・脚本 : リチャード・ラグラヴェネーズ
出演 : ヒラリー・スワンク,ジェラルド・バトラー,ハリー・コニックJr.
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最愛の夫ジェリーを脳腫瘍で亡くしたばかりのホリーは、失意で電話にも出られず自宅に引きこもっていた。やがてホリーの30歳の誕生日がやってきた。届いた贈物の箱を開けてみると、テープレコーダーに入ったジェリーからのメッセージが。思わぬプレゼントに喜びと驚きを隠せないホリー。翌日、メッセージの通りジェリーからの手紙が届けられた。それから、次々と消印のない手紙がホリーのもとに届くようになる…。
元アイルランド首相を父に持つ女性作家セシリア・アハーンが、弱冠21歳で書き上げたデビュー作を映画化。すでに全世界40カ国以上でベストセラーとなっているという。主演は2度のオスカーに輝くヒラリー・スワンクと、女性に圧倒的な人気を誇るジェラルド・バトラーの二人。愛する者を突然失った悲しみと、それを乗り越え新たなスタートを切るまでの心の葛藤、そして、周囲の者たちはどう接したらいいのか―ニューヨークの街並みとアイルランドの広大な風景が登場人物を包み込む。物語の後半、ジェリーの“指示”に従いホリーたちが旅するアイルランドの山野は、筆舌に尽しがたい美しさだ。

「アイラヴユー」あんなカッコよく言えたらなぁ~なんて外人を羨ましく思いながらの鑑賞。ちなみにこの映画、以前に主演のジェラルド・バトラーの舞台挨拶付きの試写会当たったんですが用事があって行けず親に譲って2人で観に行ったみたいです。親いわく「俳優は素晴らしいのに演出がわざとらしいぃ~」という感想でした。でその息子が観た感想なんですが…まぁ悪いってほどではありません。死んだ夫からの手紙…そこに書いてある通りに行動することで、妻のホリーは自分自身を見つめなおす的なお話。まぁ結論から言えば「僕の事は忘れて、君に新しい人生を始めて欲しいんだ」みたいなことを死んだ夫は言いたかったらしいけど…でもさ、手紙を書く時点で何か「僕のことを忘れないで!」って言ってる気がするんだよねまぁこの映画のメッセージってそれだけじゃないから、他にも母親の愛情だったり、友達との絆だったり色々見方はあると思うので、考えすぎかもしれませんね妻のホリーは悲しみから少しずつ立ち直って他の男性と恋に落ちるのは良いけどベッドシーンまでは余計だった気がしますなんだかジェリーへの愛が薄れていたように思えたし。とは言ったものの、ラストに手紙が届く仕掛けが分かった時はジワっときましたね
主演のヒラリースワンク、個人的に彼女は好きな女優さんの1人です。「ミリオン・ダラー・ベイビー」「フリーダム・ライターズ」と泣かされてばかりですそれだけ演技力が高いんだと思います。で、ここで振り出しに戻って、親の感想「俳優は素晴らしいのに演出がわざとらしいぃ~」、まさにその通りだなと思いました(笑)もうちょい自然な脚本を作って欲しかったなぁって思います。

この作品の評価・・・・73点
コメント
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