股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ハンニバル・ライジング

2007年05月02日 01時24分50秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : イギリス=チェコ=フランス=イタリア
2007年4月21日公開
監督 : ピーター・ウェーバー
原作・脚本 : トマス・ハリス
出演 : ギャスパー・ウリエル,コン・リー,リス・エヴァンズ,ケヴィン・マクキッド
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1944年リトアニア。名門家の血を引くハンニバル・レクターは、ドイツ軍の爆撃により両親を失い、幼い妹とともに山小屋でひっそりと暮らしていた。そこへ、脱走兵のグルータスらがやって来て、山小屋を乗っ取り、妹を連れ去ってしまう。終戦後、ハンニバルは孤児院へ送られるが、そこはかつてのレクター家の古城で、難なく脱走に成功。長旅の末、パリの叔父を訪ねた彼を迎えてくれたのは、美しい日本女性レディ・ムラサキだった。
トマス・ハリスが生んだ、映画史上最も凶悪で、最も人気の高いキャラクター、ハンニバル・レクターの若き日を描く、シリーズ最新作。彼がいかにして人喰い殺人鬼となったのかを描くとともに、高尚な趣味を持ち、類い希なインテリジェンスを誇るハンニバルのバックグラウンドに迫る内容になっている。ハンニバルはレディ・ムラサキと出会い、そのエキゾチックな魅力の虜となりながら、茶道や華道、武道など雅の心を学んでいき、それがのちのハンニバルに大きな影響を与えていたのだ。また、最愛の妹を失ったときのトラウマによって、彼の残虐性が呼び覚まされていく。これまでのシリーズとはテイストの違うサスペンスになっている。
「羊たちの沈黙」も「ハンニバル」も「レッド・ドラゴン」も観てない自分が本作を鑑賞。でも今回はレクター博士がいかにして凶悪な殺人鬼になったのか、つまり「羊たちの沈黙」以前の物語なので予習なくても楽しめるし、続きモノとは思えないほど一つの作品にまとまってたと思います!何が面白いって、レディ・ムラサキが悪者に捕まって、助けに行くのがスパイダーマンでもバッドマンでもなく、人食い殺人鬼のレクター博士だということ(笑)これは今までに無い感覚でしたぁ♪今まで自分の中ではレクター博士は元々残酷な人間だと思ってたけど実際は妹思いのお兄ちゃんだったんですね。そんな姿や途中でヘマをしたりする姿を見ると本当にこの後に天才的な殺人鬼になるのかと少し疑問に思えましたでも気になったのはレディ・ムラサキは日本人よいう設定なのに演じてるのはコン・リーなんですなまぁ今の日本人女優の中でこういう難しい役を演じられる人がいないから仕方無いのかもしれないけど…。たくさんの残虐なシーンはあったけど一番グロかったのは指を縫うシーンかなぁ~

この作品の評価・・・・86点
コメント
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