股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

地獄の変異

2007年02月24日 12時16分45秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2005年
製作国 : アメリカ
2006年9月30日公開
監督 : ブルース・ハント
出演 : パイパー・ペラーボ,コール・ハウザー,エディ・シブリアン
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ルーマニア。地質学者のニコライ博士が、山脈付近にある巨大洞窟に、地球最大規模の水の流れがあることを発見。調査にはプロのダイバーたちの同行が必要と、精鋭ぞろいのジャックたちのチームに声がかかる。中世のテンプル騎士団を滅ぼした“翼をもった悪魔”が住むと伝えられる巨大洞穴に、足を踏み入れていく現代の冒険家たち。しかし調査を始めた矢先、爆発が発生。落ちてきた岩石で入り口が塞がれた!彼らは地底人の支配する世界に閉じ込められてしまった……。
“地底人”というキーワードを聞くだけで、そそられる人もいるだろう。本作は、そうしたB級系ファンはもちろん、逆にあまり食指の動かなかった人でも満足できる作品に仕上がっている。監督のブルース・ハントは、これが長編初監督。しかしCMディレクターとしてのこれまでの活躍は世界で評価されており、あの『マトリックスリローデッド』『マトリックスレボリューションズ』セカンドディレクターを担当。本作でもデビュー作とは思えぬキレのよい演出力を発揮している。地底人との戦いを余儀なくされる『コヨーテ・アグリー』のハイパー・ペラーポら欧米の俳優に混じって、「LOST」に出演の韓国人俳優ダニエル・デイ・キムが、カメラマン役で顔を覗かせているのもチェック。
予告編を観た人は分かると思いますが、川口弘探検隊のような予告編(笑)この予告編を観た時から“絶対観よう!”と思ってました。こういうモンスターパニック映画は似たようなパターンばっかり、しかも地下深くの洞窟という逃げられない状況なので最初から予想できるような展開にある意味感動しました。数人が洞窟に入り、最初に1人死んでみんなパニックになって脱出しようとする。そして文句言う奴が殺されていき、数人が生き残る。というお決まりのお決まりのパターンです(笑)脚本は良くないものの、洞窟内の撮り方だったり怪物もまぁまぁよく出来てたと思うので脚本以外を考えれば楽しめる作品だと思います!もうちょい怖くして欲しかったな…

この作品の評価・・・・59点
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オトシモノ

2007年02月24日 01時23分44秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2006年
製作国 : 日本
2006年9月30日公開
監督 : 古澤健
出演 : 沢尻エリカ,若槻千夏,小栗旬,杉本彩,浅田美代子,板尾創路

奈々の妹から携帯電話に連絡が入り、駅でオトシモノの定期券を拾った帰りで、以前に同じく駅でオトシモノを拾ったまま行方不明中の友達を見たという、メッセージを残して行方不明になってしまう……。奈々のクラスメートの香苗も、駅で拾ったブレスレットに悩まされていた。そしてそのブレスレットをプレゼントしてくれた茂が、ホームから転落。「ヤエコに気をつけろ」との言葉を残し、列車に轢かれて死亡する。一方、三葉電鉄に勤務する久我は、トンネル工事にまつわるある噂を耳にしていた。
『パッチギ!』の好演で一躍脚光を浴び、ドラマ「1リットルの涙」で感動を誘った旬の若手女優、沢尻エリカ主演で送るホラー。妹の失跡をきっかけに、恐怖と立ち向かっていく奈々役で、初主演を堂々と務めている。奈々の同級生で、おとなしい奈々とはこれまで接することなしに、過ごしてきた香苗に若槻千夏。このティーンふたりが築き上げていく友情へのフォーカスによって、コワイだけでない魅力をたたえた作品になった。監督・脚本は黒沢清監督の『ドッペルゲンガー』の共同脚本を手がけた古澤健。『ドッペルゲンガー』や『奇談』などの水口智之による撮影も、独特の世界を作り出している。
日本独特のまとまりのない、そこまで怖くない作品でした。ホラー映画がどぉとか言う前に沢尻エリカの可愛さが目立ってた気がします。化け物の怖さより、沢尻エリカがインターホンを鳴らさずに他人の家に堂々と入ってたのが怖かったです(笑)杉本彩の役はあんまり必要なかったと思います。それに若槻千夏だって、何か中途半端な時に死んじゃうし結局あのトンネルは何だったのか?あの死体の山は何のためだったのか?青沼八重子が被害者なら誰がどんな目的で被害者たちを殺してるか?何で妹だけが上手い具合に生きてたのか?謎が謎を呼ぶとはまさにこの事ですよ(笑)これが金田一だったら間違いなく苦情殺到ですねラストまで謎は解明されず、トンネル内を爆破で崩落させて終了です。この無理矢理感がすごく嫌な気分でした。話は駅でオトシモノを拾ったために殺されていくという、何とも気の毒な話。定期券を拾ったから駅員に届けたのに殺されるという、親切が仇になって返ってくるどーしようもない流れ結局この映画で伝えたかったのは他人には関わらない方がいいってことでしょうか。今の世の中、注意しただけで刺されちゃうなんて時代だからね。駅で定期券やブレスレットを見つけても拾わないでください。いやっ、パスネットなら拾っちゃうかも…(笑)

この作品の評価・・・・55点
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