股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ザ・センチネル 陰謀の星条旗

2007年02月14日 18時25分29秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
2006年10月7日公開
監督 : クラーク・ジョンソン
出演 : マイケル・ダグラス,キーファー・サザーランド,エヴァ・ロンゴリア
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シークレットサービスのピート・ギャリソンは、ファーストレディ護衛の任務に就いていたが、守るべき彼女と愛し合う関係となっていた。そんな中、彼の同僚が自宅前で射殺され、ギャリソンのかつての部下、デヴィッド・ブレキンリッジは事件の捜査を開始。しかし事件が解決せぬ内に、ギャリソンに接触してきたタレ込み屋から、大統領暗殺計画の存在と、それにシークレットサービスの高官が関わっているという情報がもたらされ…。
緊密かつ強固な体制でアメリカ大統領警護の任務にあたるシークレットサービスに、もし大統領暗殺計画の内通者がいたら…そんな危機的な状況に挑む2人の男を描いたのがこの作品。伝説ベテランエージェントにマイケル・ダグラス、気鋭のトップ調査官にはキーファー・サザーランドが扮し、緊迫した演技を見せてくれている。大統領の暗殺を狙う正体不明の存在とそれを助ける内通者という2つの敵、さらに事件の謎を追うベテランエージェントと彼を第一容疑者として追う調査官という2人の追跡者、この二重構造が作品の緊迫感に深みを与えている。大きな驚きがあるわけではないが、リアルな緊張感を味わえるサスペンスアクションだ。
大統領暗殺計画なんて結構今までたくさん作られてきましたが「24」のキーファー・サザーランドが出てるだけで緊迫感が増したような気になってしまうのは自分だけでしょうか?そう思わなくても今回の作品は予想以上に楽しめた作品だったと思います。大統領暗殺に内部の者が手を貸してるという事と、ギャリソンがその犯人として追われるという二重サスペンスになってるところが凄く楽しめた理由だと思います!でもギャリソンの不倫好きにはちょっと呆れました彼の女癖の悪さが無ければ今回の事件は複雑にならかったんじゃないかと感じました。ラストには犯人がわかるのですが、その犯人があまり意外じゃない人というか犯人が発覚した瞬間、“えっ?この人誰だっけ?”と思った人も多いはず。その後の敵のボスとの会話で“あぁ~あの時の人か~”とやっと納得できます。もうちょい意外な犯人(大統領夫人とか)だったらもっと面白かったんじゃないかと思います

この作品の評価・・・・82点
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守護神

2007年02月14日 02時19分06秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
2007年2月10日公開
監督 : アンドリュー・デイヴィス
出演 : ケビン・コスナー,アシュトン・カッチャー,ニール・マクドノー
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アメリカ沿岸救助隊に所属するレスキュー・スイマー、ベン・ランドール。数々の命を救った伝説的なスイマーだった彼だが、ある任務で相棒を目の前で失い、心に深い傷を負ってしまう。妻にも別れを告げられ、失意に沈むベン。そんな重い気持ちの彼は一時現場を離れ、レスキュー隊員を養成する学校・Aスクールに教官として赴任する事になった。そしてそこで元高校水泳チャンプの訓練生、ジェイク・フィッシャーと出会い…。
海難レスキューで危険な任務を担うレスキュー・スイマーを題材にした、熱いドラマ。ケビン・コスナー演じる伝説のレスキュー・スイマーと、アシュトン・カッチャー演じる新人レスキュー・スイマーの二人の関係を中心に、男と男の絆、命を救う事の意味、そして人命救助に命を懸ける男たちの姿を描いていく。ケビン・コスナーは伝説の男を渋みの増した演技で表現。一方のアシュトン・カッチャーは若々しく苛立ちを表に出した演技を見せてくれている。表面的には対照的な二人だが、心に刻まれた傷や想いは同質のもの。それゆえに互いを認め合うシーンや、ベンがジェイクを救出に向かうシーンでは、深い感動を味わう事ができるはずだ。
海系の映画ってワンパターンだからあんまり期待せずに観てましたが意外と楽しめた作品だったと思います!一言で言えば典型的なハリウッド作品。誰が観ても“うん、まぁ良かったよ”って言いそうな作品です。前半から荒れ狂う海上でのシーンはCGとは言え迫力は凄かったです物語は伝説のレスキュースイマーがある事情でA級エリート学校に教官として行き、そこで生徒たちにレスキュー隊としての厳しさや命の大切さを教えるというベタな話。師弟関係の2人が少しずつ互いに理解し合いながら成長していく姿は良かったと思います。でも観た人は分かると思いますが「海猿」と8割以上同じストーリーなので新鮮さが感じられませんでした…。まぁ「海猿」は恋愛もテーマになってたけど、こっちは教官と訓練生がメインだから男臭い映画になってかな。「海猿」よりは厳しい訓練を受けてるなとは思ったけどね1時間も浮いてろなんて厳しいにも程がありますって(笑)でもそれぐらい厳しくないと立派なレスキュースイマーにはなれないのかもね。全体的には「海猿」と全く同じ話なので淡々と話が進んでた気がしましたが、ラストでジェイクがベンの手を掴んで“死んでも守る!”って言った時は泣きはしないけどジィ~ンときた。個人的にはジェイクも20分間指先だけでベンを支えて助けて欲しかったけど残念ながら落下しちゃったねあれで助けてればもっと評価高たったかもしれません…。観る前は「守護神」というタイトルに多少疑問を持っていましたが、観終わってから思えばこの映画にピッタリのタイトルだったと思います。やっぱり海には神がいるのかもしれません…

この作品の評価・・・・77点
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