股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

初恋

2006年12月30日 03時13分12秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2006年
製作国 : 日本
2006年6月10日公開
監督 : 塙幸成
出演 : 宮崎あおい,小出恵介,宮崎将,小嶺麗奈,柄本佑
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高校生のみすずは、小さい頃から孤独だ。みすずの母親は小さい頃、兄を連れていなくなったきりだった。ある放課後、みすずはとある場所に足を運んでいた。目の前にはBというネオン看板。みすずの手に握られたマッチの名と同じだ。数日前、兄が突然現れ手渡したマッチだった。店内に進むと、彼らはいた。兄の亮、女優ユカ、浪人生タケシ、肉体派テツ、お調子者ヤス、そして東大生の岸。仲間に加わったみすずの生活は少しずつ変化していく。そして岸に対して生まれた切ない感情…。そんなある日、岸がみすずに驚くべき相談を持ちかける。
本作の原作となる小説「初恋」。この、2002年に中原みすずによって書かれた物語の中で、みすずという名の18歳の女子高生はこう語り始める。「私は“府中三億円強奪事件”の実行犯だと思う」と。主人公が明かす三億円強奪事件の知られざる真実、そしてそこに交差していく、どこまでも純粋で、どこまでも切ない初恋の想い出。本作で主演を務める宮崎あおいが原作を読み、10代最後に出演を切望したという傑作、遂に映画化。1968年に起こった府中三億円強奪事件の犯人は、実は女子高生だったという驚きの設定。三億円事件は1975年に時効を迎え現在でも謎のままになっています。事件で強奪された三億円の紙幣は未だに一枚も使われていないそうです…。三億円事件が物語のベースになっているにもかかわらず、タイトルは「初恋」。タイトルが「初恋」なのだから、男女の恋愛が描かれているのかと思いきや、そこまで細かく描かれておらず主人公2人の気持ちの変化が全然わかりませんでしたストーリーも作品の8割ほどは3億円事件とはあまり関係ない話で展開も無いので途中で眠くなります(笑)個人的には三億円事件をもっと細かく描いて欲しかったってのが正直な意見です。まぁ学生闘争を体験した40代ぐらいの方々には少なくとも自分よりは楽しめると思います。それにしても金八先生の生徒役で出てた小嶺麗奈が脱いだのには驚きでした。

この作品の評価・・・・65点
コメント
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