製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2005年10月8日公開
監督 : 豊田利晃
原作 : 角田光代
出演 : 小泉今日子,板尾創路,鈴木杏,大楠道代
official site
郊外の団地に住む京橋家には、家族に秘密は持たないというルールがあった。長女のマナは、自分の“出生決定地”が近所のラブホテルだったことを聞かされ、朝から落ち込んでいた。最近マナは高校に行っていない。中学生の弟・コウもさぼりがちのようだ。ラブホテルには窓がないと知って興味を持ったコウは、見学したいと不動産屋を訪ねる。そこでコウを接客した女性・ミナと話が合い、彼女に家庭教師を頼むことに。母の絵里子は喜んでミナを家族の夕食に招待した。ミナを見て、父・貴史は驚く。ミナは貴史の愛人だったのだ。
05年『対岸の彼女』で直木賞を受賞した角田光代の同名の小説を、『青い春』の豊田利晃が独自の視点で映像化した。バブル期に建てられ、今は過去の産物となった、いわゆる“団地”の、平凡だが幸せな家族。秘密を持たないはずの彼らが隠した事こそ、最も話すべき事柄だった。秘密が露呈された家族は、自らの力で再生できるのか。何かの雑誌の映画賞では年間1位に輝いた作品。“ねぇねぇ私の出生決定場所は?”“ラブホテルよ”“どこのラブホ?”“ホテル野猿よ”なぁ~んて朝っぱらから有りえない会話をする家族。現実ではこんな会話をする家族はいない気がします。ストーリーはすごく単純。だけど人の心理状態を上手く描いていて、テレビのドキュメンタリー特集を観ている感じで楽しめました完璧な家庭が少しずつ崩れていく様子も“この先どうなっちゃうの!?”とドキドキしましたよ。小泉今日子の“死ねよ”の一言はゾッとしたし、大楠道代の多重人格も面白いです。他にもソニンや瑛太などが出演してますが瑛太の役はちょっと謎ですドロドロな雰囲気は続きますがラストは“やっぱ家族って良いもんだね”と思わせてくれます♪でも板尾創路とソニンor永作博美はあの後すっきり別れたのか気になるところです…。それと何で空から血が降ってる!?あれは回想シーンだけど空から血っていうのは納得できませんでした
この作品の評価・・・・84点
製作国 : 日本
2005年10月8日公開
監督 : 豊田利晃
原作 : 角田光代
出演 : 小泉今日子,板尾創路,鈴木杏,大楠道代
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郊外の団地に住む京橋家には、家族に秘密は持たないというルールがあった。長女のマナは、自分の“出生決定地”が近所のラブホテルだったことを聞かされ、朝から落ち込んでいた。最近マナは高校に行っていない。中学生の弟・コウもさぼりがちのようだ。ラブホテルには窓がないと知って興味を持ったコウは、見学したいと不動産屋を訪ねる。そこでコウを接客した女性・ミナと話が合い、彼女に家庭教師を頼むことに。母の絵里子は喜んでミナを家族の夕食に招待した。ミナを見て、父・貴史は驚く。ミナは貴史の愛人だったのだ。
05年『対岸の彼女』で直木賞を受賞した角田光代の同名の小説を、『青い春』の豊田利晃が独自の視点で映像化した。バブル期に建てられ、今は過去の産物となった、いわゆる“団地”の、平凡だが幸せな家族。秘密を持たないはずの彼らが隠した事こそ、最も話すべき事柄だった。秘密が露呈された家族は、自らの力で再生できるのか。何かの雑誌の映画賞では年間1位に輝いた作品。“ねぇねぇ私の出生決定場所は?”“ラブホテルよ”“どこのラブホ?”“ホテル野猿よ”なぁ~んて朝っぱらから有りえない会話をする家族。現実ではこんな会話をする家族はいない気がします。ストーリーはすごく単純。だけど人の心理状態を上手く描いていて、テレビのドキュメンタリー特集を観ている感じで楽しめました完璧な家庭が少しずつ崩れていく様子も“この先どうなっちゃうの!?”とドキドキしましたよ。小泉今日子の“死ねよ”の一言はゾッとしたし、大楠道代の多重人格も面白いです。他にもソニンや瑛太などが出演してますが瑛太の役はちょっと謎ですドロドロな雰囲気は続きますがラストは“やっぱ家族って良いもんだね”と思わせてくれます♪でも板尾創路とソニンor永作博美はあの後すっきり別れたのか気になるところです…。それと何で空から血が降ってる!?あれは回想シーンだけど空から血っていうのは納得できませんでした
この作品の評価・・・・84点