パンフルートの楽器を傾けて半音が出せるようになると次は楽器を立てたまま半音を出せるようになりましょう。
素早い反応ができることや音程の下がる量が増えるなど可能性がある方法です。
パンフルートを立てたまま半音をだす。 最高音管割れのため取り外し新しい管を挿入いたしました。
パンフルートを構えた形のまま半音をだす方法の最大のメリットは素早く反応できることです。
そのため半音が多く出てくる調でも「どうぞいらっしゃい」という気分で快く練習に入れます。
パンフルートの楽器を傾ける方法だとあきらめるか移調してしまいますよね。
それと私はいま♭5つのD♭調から#4つのE調に転調してまたD♭にもどる「月の光」・ドビュッシー を練習して
おりますが、この場合でも移調してある楽器を持ち替えることなくただの半音位置を変えるだけで問題なく対応して
おります。
イチゴの収穫期が終わりましたので防鳥用ネットはたたんで収納いたします。イチゴの栽培はこの瞬間から来年へ向
けての子苗育てが始まります。一部ネットはキュウリのカラス被害防止のため場所を変えてはり直します。
パンフルートを垂直のまま半音を下げる方法は
1、楽器歌口を右手構え位置を軸に下唇とアゴの間のくぼみの位置までずらす。(角度が少し変わります)
2、そうすると自然に下唇は管開口部に80%ぐらいフタをする形となる。
空いている左手で管外側ラインと上唇に触ってみてください。上唇がラインより外に出ているでしょうか?。
3、直近にエッジ角が現れるので、ビームは45°吹きおろす感じでエッジ角にぶつける。半分量以上を外に放出。
※このとき楽器垂直にこだわる必要はない。状況に応じ傾けてもかまわない。
がんじがらめの構えでなく柔軟な対応を。
具体的には右手を構え位置から、体から離れる方向の前に押し出す。
これで半音ほど音程はさがります。しかし、半音下がるからといって喜んでばかりはおられません。
半音以上できたら1音さげられるところまで行って、半音位置に戻して音を出すぐらいの余裕があったほうが確実性
が増します。
下唇とエッジ角の開口部約20%を15%・10%と狭めて行き、合わせて右手の押し出し量を増して行けば音程は
さがり続けます。音が出なくなる限界まで下げてみてください。
ちなみに私は中高音で2音半・低音部で1音弱下げることができます。
パンフルート製作・販売を行なっております。お問い合わせは080-5235-7664またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまで
工房見学もどうぞ。工房住所 広島市安芸区上瀬野町205