風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

パンフルートアウトローは多調の世界

2015-08-16 | パンフルート演奏研究

私がいままで「いかにパンフルート演奏の主流から外れていたのか」というエピソードを一つ紹介します。

   

 パンフルート界の定番曲らしい(パン・トロイメ、パンの夢)なのですが、私は今回の曲集入手で初めて目にしま

 した。この曲も例外なくト長調ですね。

広島のパンフルート界では数年前から「中村先生を囲むパンフルートの集い」というオープン参加のパンフルート

演奏会(30~40名参加)を行なっておりますが、私も第1回目から休まず参加しております。

第1回目のこと、司会者の方の曲紹介で「私たちにとっておなじみの曲・・・」ということで、この「パンの夢」を

紹介されました。

当時の私はパンフルートの曲集など手元にない時代、おなじみどころか初耳で「こういうタイトルのオリジナル曲が

日本のパンフルート界には知れ渡っているのかな?」という感想でした。

当時の私はフルートの楽譜で♭マーク3つの「メヌエット・アルルの女」や♭5つの「月の光」#4つの曲などト長

調以外の曲を練習していたので楽譜は間に合っており、皆が吹いている曲の入手までは動きませんでした。

その後も入手機会はなく今日までいたりましたが、入手してみてやはりト長調であったので納得はいたしました。

私の育ったフルートの楽譜では10ぐらいのよく出て来る調がまんべんなく練習できて結果的に良かったと感じて

います 。

   

 



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