金明竹のパンフルート 東広島市の夕暮れ
「パンフルート工房」の香原です。
パンフルートを演奏する方はよく「吹き込めば吹き込むほどパンフルートは成長して良い音がでるようになる」と言われます。
よく耳にするのでそうなのかなと思っていましたが、最近になって私は「どの楽器も誰が作ったであろう楽器もその奥には
それぞれ潜在能力をひめており、演奏者にその能力を引き出してさえもらえればよく鳴るのである。楽器はその人を待って
いる」と思うようになって来た。
製作者は常に数十台の楽器の音出に関わり責任を持って管理している。
そのなかで感じるのはおのおの性格の違いがあり、楽器一台一台キラッと光るものが見えるのである。
その楽器を手にした演奏者はその楽器と長くつきあっているうち楽器のほうから誘導され良い音がでる方向へと向かっている
のではないか。演奏者は「楽器を支配している」と勘違いするが、いわば楽器が演奏者を成長させ鍛え上げているのである。
いずれにせよパンフルートの楽器と長く付き合ってこそよい音がでるようになる秘訣だと思います。
パンフルート製作・販売・教室「パンフルート工房」香原への問い合わせは082-894-0854または
xiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。広島パンフルート愛好会へもnakamura@an-pan.org.vcfどうぞ。
社長談感謝です。私の製作の根源を理解していただいた驚きと励ましのメッセージにこれからも笛作りを続けて行きたいと思います。