風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

ザンフィルさんソプラノ楽器愛用のわけ

2012-03-22 | 半音のだしかた

        古代からの送りもの世界最古の楽器パンフルートの製作販売・音の研究教室の

           「パンフルート工房」香原良彦(こうはらよしひこ)です。

    

                     梅の花              ソプラノパンフルート(黒竹)

 以前から「ザンフィルさんはソプラノ楽器でパンフルートをならい始めてその後もずっとソプラノ楽器で演奏活動

を行なっておられる」ということを何度か聞いたことがあります。

私はそれから「なぜザンフィルさんは私どもにとってては使いやすいアルト楽器より低音管が2本少ないソプラノを

あえて使っておられるのか?」ずっと疑問に思っていました。

私の感覚ではソプラノ楽器は演奏できる曲がせばまり使いにくかったのです。

今回「パンフルートの澄んだ音を出す研究」を進めるなかで半音の出しかたの技術が向上し1管で数段階にわけて

音を下げることができるようになりました。

そこで体験できたのは1管でその下隣の管の音を代用できることです。

さらに技術が向上すれば2管下3管下の音まで可能と思われます。広島パンフルート愛好会の指導者の話によると

「カナダのテレビ番組でザンフィルさんが1管だけでドレミの1オクターブ音階を吹いていたのを見たことがある」

と教えていただきました。とても人間業とは思えませんね。

そうなんですザンフィルさんは我々の想像をはるかに超えた地点に到達されているわけで、2本少ないのは何の支障

もないのですね。

パンフルート購入・修理・蜜蝋などの問い合せは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。

広島パンフルート愛好会へもどうぞ。nakamura@an-pan.org.vcf


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