私たちは何気なく「パンフルート」と呼んでいますけど「パン」とは一体何なのでしょうか。
笛の演奏を羊飼いのダフニスに教えるパーンの彫像。 「パンフルート演奏入門」表紙にあるスイスの笛吹き
「早わかりギリシャ神話」より転写。 童子?の写真。
私の笛製作工房「パンフルート工房」は国道2号線より約50m入ったところにありますので訪問される方の
目印に2号線からの入り口に「パンフルート製作工房」と小さな看板をあげております。
この看板を見て1年に1人は食べるパンを作る工房と間違られてパンを購入しに来られます。
この時はパンフルートの知名度の低さを痛感いたしますが、そうは言ってはおられないので来られた方には
「このような竹で作った笛のことをパンフルートと言います」と説明してパンフルートの宣伝を聞いて帰って
もらうようにしています。
パンフルートのパンの名前の由来はギリシャ神話から来ています。
名前は「パーン」と言い羊飼いと羊の群れを監視する神で上写真のように羊の足と頭部に山羊のような角を持つ
獣人様といわれています。
このパーンは大人の世界では無類の女好きでいろいろ事件を起こしたようです。
この事件の中の一つがパンフルートの誕生に関わって来ます。
大人の世界を垣間見たいのはやまやまではございますが、ここはひとつさわやかに地元瀬野小学校で使う音楽
教科書にパンフルート誕生の顛末がのっておりますので次回紹介いたします。
パンフルート購入・修理・蜜蝋などの問い合わせは082-894-0854または 香原 良彦
までどうぞ。広島パンフルート愛好会教室へもどうぞ。nakamura@an-pan.org
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