古代パンフルートを現代に再現しようとする試みを行っています。
雲崗窟にパンフルートを持つ伎楽飛天がおられます。 雲崗窟モデルに沿って長さの違う寸切りをします。
雲崗石窟(うんこうせっくつ)は中国山西省大同市(北京の西約200㎞)の西方16㎞の武周川の断崖に東西
1㎞にわたって作られた252窟からなる石窟寺院群であります。
2001年に世界文化遺産に登録されております。
この石窟は西暦470年頃から建設が始まったとされておりますので1500年前当時の風俗・当時使われていた
楽器類を忠実に再現されているものと思われます。
上写真の楽器を持つ伎楽飛天彫刻は第12窟前室北壁におられます。
この古代パンフルートを持つ姿を目にしたのは古代楽器を研究されている方のブログで偶然見つけたものです。
この方の説明文には中央の「5弦の琵琶」のことしかなくパンフルートについては関心がなかったかと思われます。
私はパンフルートのことしか頭になく中央から外れた位置でも真っ先に目に飛び込んできました。
見た瞬間この技楽飛天さまがつぶらな瞳で私に「この手に持つパンフルートをあなたが再現してください」と呼び
かけるのです。
私はこの雲崗窟パンフルートの再現を即決いたしました。
パンフルート購入・修理・蜜蝋などの問い合わせは082-894-0854または香原 良彦 <xiaxi@go8.enjoy.ne.jp>
までどうぞ。広島パンフルート愛好会教室へもどうぞ。nakamura@an-pan.org
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