唇が触れこすれる歌口のニス厚さは薄いほうがよろしいです。
パンフルート演奏家コ-ネル・パナさんは「歌口にニスは塗らない方がいい」
とまでおっしゃっていました。
パンフルート演奏中は吐く息の湿気により唇が湿って来ますが、この時触れる
歌口のニスが厚過ぎると突っかかりやすくなるようです。
パンフルート管本体のニスの層をチェックする時は光源からの光を管に反射させ
目に飛び込むようにしますが、その延長線上で歌口の位置でチェックしてみてく
ださい。
ニスの層が見えるようでは厚すぎます。
鹿革・布などで歌口部分を軽くこすってください。
低音から高音部までまんべんなく。
100往復した後、吹いてみたら新しい触感が得られます。
風の音パンフルート制作工房 広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで