約半年前から製作依頼を受けている松の木のパンフルートが楽器の形になっています。
依頼主の方は心待ちにされているでしょうね。
基本的な形は出来上がりましたので、仕上げ塗装・歌口の加工と進めていきます。
松の木は夏に育つ柔らかい部分と冬に育つ赤く硬い部分の落差が大きく扱いにくい材と
なります。
特に内壁は回転するドリルでむしり取る形になります。
凸凹となった内壁は管が貫通した段階で柔らかめの木工パテを数回塗ります。
乾いたら丸棒の先にサンドペーパーを巻き付けた手製工具で凸部を削ります。
ここまで組み立てたら歌口入口のわずかしか見えませんが、事前に内壁を滑らかにする
工程を経ています。
風の音パンフルート制作工房 広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで