風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

今朝の練習で貴重な体験

2017-06-24 | パンフルート演奏研究

6月27日(火)千田小学校へのパンフルート納入日の演奏へ向け練習を続けています。

 

   工房の中の狭い空間での練習では「音がせせこましくなっているのではないか」と

   感じたので、中庭に出て練習しました。

   

 

狭い会場と広い会場では音の出し方(届け方)が基本的に違うと言うことが実感できました。

自分の出した音が演奏者のまわりに響いていれば満足できる演奏と音が四方八方に飛び散って

音の正体(芯)がつかめなくなる演奏の違いです。

脳の認識の中で目線が重要な役割を占めているのではないかと直感いたしました。

外での練習で目線を10m20mさきに遭わせて音を出すと、脳からの命令で唇の筋肉を動か

しその点に集中して音を届ける動きをしているのではないかと感じます。

その動きと音の波長の形を確認して、次には息の量・スピードなどを工夫して行きます。

自然はパンフルート演奏者を鍛え、育ててくれます。

 

        

 

風の音パンフルート製作工房 広島市安芸区上瀬野町205 最寄りのバス停・上大山

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