風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

曲の途中で管の位置を見ない

2012-10-19 | 演奏会

        「パンフルートの集い」演奏では曲の途中で管の位置を見ないことに挑戦いたしました。

        

          パンフルートの集い演奏風景。     韓国から参加のH・Pさんと静岡県のTさん(右)

 今回私は曲の途中で「次の音の管の位置を見ないこと」をテーマに演奏に臨みました。

他の人の演奏を聞く時どうしてもその点をチッェクしてしまったのですが、パンフルートの集いの30数名の演奏

参加者中私を除いた全ての人が曲の途中で何度か楽器を10数センチ離して管の位置を見られていました。

もちろん間違いを防ぐために必要とすることであれば見ることはかまいませんが、それが習慣となり次の音が2度

とび3度とびなど改めて確認する必要のない箇所でもちょっとした間があれば無意識に見てしまうことになるのが

怖いのです。

広島パンフルート愛好会教室の教えの中でムルク先生はこう言っておられたそうです。

「間違いを恐れずに管の位置を見ないで演奏してください。最初は当然間違えますが体験学習で修正してください。

安易にパンフルート管の位置を見る人は一生その形は直りませんよ」

今回私は2曲だけですけども管の位置を見ないで演奏することに成功いたしました。

なぜでしょうか? 理由はかんたんです「曲の途中で楽器を外さなかったから」です。

ただ1カ所曲の段落の最後の音を吹き終わって少し間があった時、次の5度下の音の位置が自信がなかったので

そっと数えながら楽器をすべらしてその位置で待ち構えるというズルをしましたけど・・

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