風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

パンフルート工房見学者あり

2019-03-30 | パンフルート界の交流

住吉さんを偲ぶ会に参加された横浜と千葉の方2名が翌日パンフルート工房を見学

されました。

 

  

 

この方たちは東京の大束さんに弟子入り、現在は埼玉のパンフルート教室に通われて

いるそうです。

二人とも広島に来るのは初めてで、広島といえば「風の音パンフルート制作工房」をぜひ

見学したいと事前に予約が入っていました。

大束さんは演奏家・パンフルート製作者としてしられていますが、製作は1種類の竹で作

られているようです。

当工房では竹5種類・木8種類ぐらいの異なる材質のパンフルートがあり、それぞれ音質

が違います。

短時間で全種類を確認するのは無理なので代表的な数種のパンフルートを試奏していただ

きました。

私としても他人が吹くパンフルートの音を客観的に聞く稀有な機会なので笛が人の手で

どういう発声をしているのか見守りました。

 

  

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


かぐわし森にトトのパンフルートの音が響く

2018-09-15 | パンフルート界の交流

絵本「イーストンと音楽会」では毎年秋の終わりに音楽会が開かれます。

 

  

 

絵本「イーストンと音楽会」ではかぐわし森のパン屋のイーストンのお店のお客さんの

会話で話は展開いたしますが、今回は常連客の「トト」を中心に物語は進みます。

トトは葦をたばねたパンフルートをいつも背負っています。

トトとパンフルートの活躍をぜひ絵本を購入してごらんになってください。

9月20日より1450円で発売。

 

    

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


絵本イーストンと音楽会完成発売

2018-09-13 | パンフルート界の交流

私がほんの少し参画した絵本「イーストンと音楽会」が完成し出版社から初版本が届き

ました。

巣山ひろみさんの「パン屋のイーストン」シリーズ第3作目です。

 

  

 

今年春に絵本作家(広島市佐伯区在住・巣山ひろみさん)の方が工房に来られてパンフル

ートの取材を受けて以来、パンフルートが絵本に登場するということで完成を心待ちにし

ておりました。

この絵本の企画当初作家本人も出版社スタッフもパンフルートに触れたことがないとあっ

て私の工房に来られて情報収集されました。

私は古代楽器のパンフルートが伝承されてきた経緯とかパンフルート制作のこころがまえ、

演奏のこととかを伝えております。

興味のあられるみなさんは書店とかインターネット等でお求めください。

 

  挿し絵は私のテノールパンフルートの形そのままです。

    

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


島根県から工房見学

2018-05-29 | パンフルート界の交流

27日・日曜日にお隣島根県からのパンフルート工房見学がありました。

 

   左下のバンド固定式パンフルートがこの方の第一作目パンフルートです。

   

 

この方は数年前パンフルートに興味を持たれ楽器がないので自分で作ろうと始められまし

た。

出雲市ということで大社関連の和楽器が盛んなところであり、竹を丸く束ねた「簫・しょ

う」という楽器の製作者に竹の扱いを習い独自の研究で上下2本のバンドで管を束ねるパ

ンフルートを製作されました。

「現在流通している本物のパンフルートはどんな形や音なのだろうか」とインターネット

で私のブログに突き当たり今回夫婦でのの見学となりました。

すでに1台形となって曲がりなりにも音が出ているだけに、管の径とか蜜蝋を使った調律

など1歩進んだ製作方を伝授いたしました。

工房見学をもとに次作に取り組み完成したあかつきには再度当工房へこられることを約束

されて帰られました。

 

   

 

 風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


岩田英憲さんエッセイ集刊行

2018-04-08 | パンフルート界の交流

日本のパンフルート奏者岩田英憲さんの半生を綴ったエッセイ集が刊行されました。

   

   

 

このエッセイ集はパンフルートを日本にはじめてしょうかいされて、その後パンフルート界

を開拓・牽引されてきた第一人者の生の声が聞ける本であります。

ウイーン留学時代にパンフルートに出会われ「パンフルートと共に生きる」ことを決意され

道を切り開いていく姿、日本に帰国後のいろんな人との出会いでパンフルートの音がどう形

作くられていったのかがよくわかります。

西村恭子さんとの対談ではけやきのパンフルート誕生の話、被爆樹木の笛の話では私も登場

させてもらい微力ながら岩田さんとかかわった経緯が語られています。

本屋さんインターネットでも入手できますので興味のある方はぜひ購入してください。

 

   

 

  風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)

連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで