草花舎で、食事あとのデザートとコーヒーをいただき、今、展示中の銅版画の載っている本を手にとって一部読んだ。(写真 テーブルの上の本)
『英国フード記 A to Z』という本。
著者は、石井理恵子。その各章に、松本里美の銅版画が添えられているのだ。
心憎いのは、英国のフードをAからYまで、アルファベット順に並べている、気のきいた試みである。Zは、<ZZZ…>と、眠りマーク(?)になっていて、フードの話が一段落した後の、筆者のあとがきのようなもの。
添えられた絵には、食に満ち足りたらしい男性が、両腕を枕に仰向けに横たわり、傍に猫もお腹を見せて満足げである。二者の周辺には、食べ残しの食品が転がっていて……、といった具合である。
<英国びいきで、毎年渡英している>という著者の、見たり味わったりした英国のフードが、気取りのない、しかし、達者な筆致で紹介され、ちょっと拾い読みしただけで楽しくなった。松本里美の銅版画も、本の一ページに印刷されたものではあっても、沢山の作品を身近に置いて楽しめる本となっている。
私には、外国旅行に出かける体力がない。が、好奇心だけは衰えない。そこで、居ながらにして、英国のフードに触れてみようと、本を求めることにした。
所変われば、食文化も、ずいぶん変わるものだと感心しながら、今はまだ、拾い読みを楽しんでいる段階である。
『英国フード記 A to Z』という本。
著者は、石井理恵子。その各章に、松本里美の銅版画が添えられているのだ。
心憎いのは、英国のフードをAからYまで、アルファベット順に並べている、気のきいた試みである。Zは、<ZZZ…>と、眠りマーク(?)になっていて、フードの話が一段落した後の、筆者のあとがきのようなもの。
添えられた絵には、食に満ち足りたらしい男性が、両腕を枕に仰向けに横たわり、傍に猫もお腹を見せて満足げである。二者の周辺には、食べ残しの食品が転がっていて……、といった具合である。
<英国びいきで、毎年渡英している>という著者の、見たり味わったりした英国のフードが、気取りのない、しかし、達者な筆致で紹介され、ちょっと拾い読みしただけで楽しくなった。松本里美の銅版画も、本の一ページに印刷されたものではあっても、沢山の作品を身近に置いて楽しめる本となっている。
私には、外国旅行に出かける体力がない。が、好奇心だけは衰えない。そこで、居ながらにして、英国のフードに触れてみようと、本を求めることにした。
所変われば、食文化も、ずいぶん変わるものだと感心しながら、今はまだ、拾い読みを楽しんでいる段階である。
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