季節は、そこまで移ろっているのか、と。
ミモザの花なら、Sさん宅にあったような気がし、
午後、<びわ湖毎日マラソン>の放映を見たあと、
散歩に出かけた。
いつも歩く小径を行くと、進行方向の反対側の、
山越えの坂道に、梅の大木があるのに気づいた。
枝々に、溢れるほどの花を咲かせている。
梅の花には、桜ほどの華やぎはない。
が、初春の花らしく、あえかな美しさを秘めている。
その樹下近くまで行くと、眺めも一変する。
遙には、高山(こうやま)や海が見える。
(河口の部屋で過ごす日には、ごく近くに存在する風景である。)
家のすぐ近くにありながら、今日初めて気づいた風景!
保育園の跡地にできた太陽光発電装置も、間近に見ることができた。
梅の花。
同級生のHさん宅の畑で見たネコヤナギ。
ミモザを確かめたくて出かけたSさん宅に、
その花は、なかった。
その木も。
私の思い違いだったのだろうか。
しかし、出かけたことが、無駄ではなかった。
宅地へ上がる階段をうまく利用し、
並べられた小鉢の花に、出会うことができたのだ。
その趣向がおもしろく、また、違う季節に訪れてみたくなった。
以下、小鉢の花、三つ。
梅の木の近くに咲いていたボケの花。
黄色い水仙。
野いちごの花?
途中、犬と散歩中のHさん、近所のN夫妻やTさんにもお会いした。
人を戸外に誘い出すような、薄曇りの、穏やかな天気であった。
今日は、暦の上の「啓蟄」。
一気に、春らしくなるだろう。
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