施設では、朝8時半過ぎと夕方4時半前後に、様子伺いに回ってくださる。
入居当初は、体調の不安定な日もあって、血圧を測っていただたこともあった。
が、最近は毎日が不安といえば不安。しかし、周囲の入居者との対比においては、元気な方かもしれないと思う。
4時半過ぎ、ノックがあり、立ち上がってドアに向かった。
「お変わりありませんか」
と、尋ねてくださる。
「元気にしています」
と、せいぜいにこやかに答える。
しかし、内心では、この覇気のなさはなんだろう? と思っているし、体温調節もうまくいかず、皮膚感覚が体の部分部分でまちまちで気持ちも悪い。でも、そんなことを訴えても、どうにもなることではない。心の中で、<老い病>と名づけて、我慢する。
立ち上がってドアまで行ったついでに、自室の窓辺に立って外を眺める。
「秋の雲」である。
今日も30度を超える暑さだが、真夏の空ではない。
もう少しの辛抱! と、自分を励ます。
日記帳の余白に、フリクションでいたずら書きをしてみたり……。
絵が描けると嬉しいのだが、できないものが多い中で、絵ほど不得手なものはない。
左はカット集にあった絵を真似たもの。
右側に描いたのは、机上に置いているもの。
(正解を求める方が無理だろうな!?)
入居当初は、体調の不安定な日もあって、血圧を測っていただたこともあった。
が、最近は毎日が不安といえば不安。しかし、周囲の入居者との対比においては、元気な方かもしれないと思う。
4時半過ぎ、ノックがあり、立ち上がってドアに向かった。
「お変わりありませんか」
と、尋ねてくださる。
「元気にしています」
と、せいぜいにこやかに答える。
しかし、内心では、この覇気のなさはなんだろう? と思っているし、体温調節もうまくいかず、皮膚感覚が体の部分部分でまちまちで気持ちも悪い。でも、そんなことを訴えても、どうにもなることではない。心の中で、<老い病>と名づけて、我慢する。
立ち上がってドアまで行ったついでに、自室の窓辺に立って外を眺める。
「秋の雲」である。
今日も30度を超える暑さだが、真夏の空ではない。
もう少しの辛抱! と、自分を励ます。
日記帳の余白に、フリクションでいたずら書きをしてみたり……。
絵が描けると嬉しいのだが、できないものが多い中で、絵ほど不得手なものはない。
左はカット集にあった絵を真似たもの。
右側に描いたのは、机上に置いているもの。
(正解を求める方が無理だろうな!?)