ぶらぶら人生

心の呟き

誕生日、87歳の

2020-01-22 | 身辺雑記
 また年を一つ加えた。
 今日は、87歳のスタート日である。
 <突拍子もなく>長く生きてしまったなあ、という想いである。
 なんだろうな? 私を生かしている力は?
 20歳の頃から、5年以上先のことは考えられないという心境を拭えず生きてきて(将来の展望など持てないままに)、ここまで生き伸びてしまうとは!?

 高校卒業の翌年まで、決して健康体ではなかったことが、私の心の奥深くに潜んでいて、長く生きることはないだろうと思い込んでいた。特に40歳になる頃までは。
 それでも一日一日を疎かにはせず生き、いつの間にか倍以上の日々を生きてしまった。
 様々な岐路に立つごとに、自分自身の選択に悔いを感じることもなく生きてこられたのは、幸せなことだと思っている。

 70歳以後の住処の選択は誤ってしまったのかもしれないと思うことはあるけれど、しかし、住処を変えていたら、PCを習うチャンスを失ったかもしれないし、こうしてブログを書いている日々もなかったかもしれない。

 過去、どれだけ多くの人の愛や恩寵を受けてきたかしれない。
 今、心寂しいのは、心の通い合う同年の友達が、いよいよ少なくなってきたことである。
 これは長く生きた者のみの感じる寂寥であろう。

 命のことだけは計画的な計らいが不可能なので、ふと先々に不安を感じることはある。が、それは誰にとっても仕方ないこと。めぐりくる一日一日を大事に歩んでゆくしかないのだろう。


  
  今朝の空(7時22分)

     
 知己のHさんが贈ってくださった、小型の、カシミヤのマフラー。
 特に暖かい冬なので、嵩張らないのがありがたく、早速愛用させていただいている。
 京菓子の落雁も添えてあった。
 毎年、誕生日を思い出していただけることに感謝しつつ、お菓子も美味しくいただいている。

 今日は電話やメールで誕生日を祝ってもらった。
 若い人からは楽しいスタンプが添えてあったりして、ひとりでに心和んだり、大阪在住の妹がベランダに咲く花(下の写真)を添付してくれたり、みなありがたく楽しませてもらった。

     

   
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