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ぶらぶら人生

心の呟き

「一度サボるとクセになる」

2015-02-18 | 身辺雑記
 久しぶりに、 『人生はニャンとかなる!』のページを繰り、新しい一枚を取り出して、目の前の壁に貼った。

         

 ふてぶてしそうに身を横たえた猫は、怠惰が日常化した気配である。
 <似ているな、私に>と思う。
 
 「一度サボるとクセになる」

 全くそうだ。
 いいこと(プラス要素)が、クセになることは少ない。
 クセになりがちなのは、人生にとってマイナス要素であることが、多いようだ。 

 猫の写真と箴言(「一度サボると…」)の裏面には、孟子(BC372‐289)の話が、紹介されている。
 孟子のお母さんは、教育熱心な賢母であった。
 「断機之戒」の話が、やさしい言葉で語られている。

 その後に、編者の言葉が添えてある。

 <一度怠けてしまうと、継続していたやる気を失ってしまうことがあります。緊張感をもって日々の作業に臨みましょう。>

 と。

 上記の戒めは、人生にとって大切なことである。
 だが、私は、少々歳を重ねすぎた。
 もう適当に怠けてもいいだろう、と自分を甘やかしている。


 孟子のことも、その思想・性善説のことも、最近はすっかり忘れていた。
 「断機之戒」から、 「孟母三遷」の話も思い出した。

 二つの、有名な故事を習ったのは、漢文の時間? それとも国語の時間?
 とにかく懐かしい気分だ。
 遠い昔の教室が浮かんでくる。 


 なお、『人生はニャンとかなる!』の編者は、<偉人たちの名言>として、以下3人の言葉を紹介している。


  <鉄も使わないと錆びる。怠惰もまた、心の活力を奪ってしまう。>
                〔レオナルド・ダ・ヴィンチ〕イタリアの芸術家 | 1452‐1519

  <怠慢は魅力的に見えるけど、
        満足感を与えてくれるのは働くことよ。>

                〔アンネ・フランク〕『アンネの日記』 | 1929‐1945

  <「そのうちにやる」という名の通りを歩いて行き、行き着くところは
        「なにもしない」という名札のかかった家である。>

                〔セルバンテス〕スペインの作家 | 1547‐1616


 追記 

 このブログについては、書き直すこと3度目である。
 まず、11日に下書きをした。
 翌日投稿しようと思い、PCを開けたところ、なぜか下書き原稿がない。
 がっかりした。
 すぐ書き直す気にはなれなかった。
 14日に、しぶしぶ書きなおした。
 その日、初めて、予約投稿を試みた。
 15日のブログとして。
 その試みは成功した。

 ところが、今日(16日)、タブレットでブログを確かめると、PCには入っているものが、存在しない。
 不思議だなあ、と思いながら、あれこれ操作しているうちに、PC上にあったブログも消えてしまった。

 同じ現象は、今年になって、二度目である。
 その原因をいろいろ想像してみた。
 犯人は、タブレットを操作する、技術の乏しい私だったらしい。

 消えたブログの題名や内容については、不満な点が多かった。
 書き換えを命じられた思いで、今(16日)、三度目の文を書いている。
 多少はましな文章になっただろうか?

 投稿の予約日は、18日に設定。
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