ぶらぶら人生

心の呟き

前庭のモミジ(古木となって)

2023-04-22 | 身辺雑記
 日帰り帰宅を申し出て、9時半ころ、家に帰った。
 荷物をおくと、庭に出てみる。
 前回の帰宅は16日だった。中5日しか経っていないのに、この季節は、木々や草花の変化が激しい。

 前庭のモミジは、春の装いがひときわ遅れていた。
 ところが、今日は見事に葉を広げていた。
 老木のせいか、この木だけ、花をつけ実をつける。


    




    


    花は終わっていた。



    


    一部は、プロペラ状の実となって。



    


 裏庭の木々も、ただ今、個性的である。
 左から、モミジ・モミジ・アンズ・ジューンベリーと、4本が並んでいる。
 この時期の木々は、葉色の違いを際立たせる。


 シランが咲いていた。


    




    



 今朝は少々寝坊して、カーテンを開けると、朝陽はすでに山の端を離れていた。
 穏やかな朝の景であった。


    


 が、その爽やかさは、長続きしなかった。
 午後は、かなりの強風となった。


 帰宅してする仕事は、室内の用ばかりである。庭掃除くらいはしたいのだが、その余裕はない。
 洗濯(こちらは洗濯機任せ)と、洋間の椅子に座って、溜まった新聞(朝日新聞と赤旗日曜版)を読むことである。

 赤旗日曜版には、数独が2問ある。
 かつては、朝日新聞の場合、土曜日のb版のみに数独が載っていたが、最近は、日曜日と月曜日を除いて、火曜日から土曜日にかけて数独問題が提供されるようになった。まず、それを解くことから始め、その後で、ゆっくり時間をかけて、さまざまな記事を読む。
 明るいニュースは乏しく、暗いニュースの多いこと。

 今日の読書欄には、大江健三郎が取り上げられており、また、別のページには、マチス展の記事があった。
 今月27日から、上野・東京都美術館で、開催されるという。行きたい思いがつのるけれど、今は行けない。
 上掲の紙面だけは処理せずに、施設へ持参した。

 4時半にタクシーを呼んでいたので、慌しく支度をして裏口から出る。
 靴を履こうとして異物に気づき、思わず靴の一方を蹴飛ばした。以前、つっかけにナメクジが這っているとは知らず、素足で踏んで、びっくりした経験があり、その時のぬるっとした不快感が、今日また、一瞬頭をよぎったのだ。
 しかし、今回、靴の中にあったのは、ナメクジではなく、強風が運んだ枯葉の一枚であった。
 戸外は、予想外の荒れ模様になっていた。

 施設に戻ってみると、防風林の松並木も、大変な騒ぎようである。白波も高く、水平線上の小島も全く見えない。



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