日帰り帰宅を申し出て、9時半ころ、家に帰った。
花は終わっていた。
一部は、プロペラ状の実となって。
裏庭の木々も、ただ今、個性的である。
今朝は少々寝坊して、カーテンを開けると、朝陽はすでに山の端を離れていた。
荷物をおくと、庭に出てみる。
前回の帰宅は16日だった。中5日しか経っていないのに、この季節は、木々や草花の変化が激しい。
前庭のモミジは、春の装いがひときわ遅れていた。
ところが、今日は見事に葉を広げていた。
老木のせいか、この木だけ、花をつけ実をつける。
花は終わっていた。
一部は、プロペラ状の実となって。
裏庭の木々も、ただ今、個性的である。
左から、モミジ・モミジ・アンズ・ジューンベリーと、4本が並んでいる。
この時期の木々は、葉色の違いを際立たせる。
シランが咲いていた。
シランが咲いていた。
今朝は少々寝坊して、カーテンを開けると、朝陽はすでに山の端を離れていた。
穏やかな朝の景であった。
が、その爽やかさは、長続きしなかった。
午後は、かなりの強風となった。
帰宅してする仕事は、室内の用ばかりである。庭掃除くらいはしたいのだが、その余裕はない。
洗濯(こちらは洗濯機任せ)と、洋間の椅子に座って、溜まった新聞(朝日新聞と赤旗日曜版)を読むことである。
赤旗日曜版には、数独が2問ある。
かつては、朝日新聞の場合、土曜日のb版のみに数独が載っていたが、最近は、日曜日と月曜日を除いて、火曜日から土曜日にかけて数独問題が提供されるようになった。まず、それを解くことから始め、その後で、ゆっくり時間をかけて、さまざまな記事を読む。
明るいニュースは乏しく、暗いニュースの多いこと。
今日の読書欄には、大江健三郎が取り上げられており、また、別のページには、マチス展の記事があった。
今月27日から、上野・東京都美術館で、開催されるという。行きたい思いがつのるけれど、今は行けない。
上掲の紙面だけは処理せずに、施設へ持参した。
4時半にタクシーを呼んでいたので、慌しく支度をして裏口から出る。
靴を履こうとして異物に気づき、思わず靴の一方を蹴飛ばした。以前、つっかけにナメクジが這っているとは知らず、素足で踏んで、びっくりした経験があり、その時のぬるっとした不快感が、今日また、一瞬頭をよぎったのだ。
しかし、今回、靴の中にあったのは、ナメクジではなく、強風が運んだ枯葉の一枚であった。
戸外は、予想外の荒れ模様になっていた。
施設に戻ってみると、防風林の松並木も、大変な騒ぎようである。白波も高く、水平線上の小島も全く見えない。
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