草花舎には、現在も、平坂常弘さんの大作が展示してある。
一番大きな絵「風雲富士」は、見事である。(写真)
日本人にとって、山といえば富士山ということになるのだろう。秀麗という言葉がぴったり当てはまる富士山は、画家にとっても、描きたくなる魅力的な山なのであろう。たくさんの画家による、個性的な作品が多い。
平坂さんの富士は、風雲との取り合わせが印象的だ。富士山も渦巻く雲も壮大で、スケールの大きな絵だ。
前回も、今日も、しばらくこの絵の前に佇んだ。
ただ、添付の写真がお粗末である。壁にかけられた絵は、素人の私には撮影が難しかった。部屋の照明を消したり、フラッシュをたいたり、発光禁止を試みたりしたが、うまくゆかなかった。
額のガラスに、余分なものが映って絵を台無しにしてしまう。
Y さんにも試みてもらったが、成功しなかった。
発光禁止にすると、絵の上に、窓枠などが重なってしまう。
フラッシュをたくと、光が入ってしまう始末。
修正法があるのだろうけれど、私にはその技術がない。
写真を添える意味が乏しいけれど、<風雲>と<富士>の独特な描き方を留めるために添付した。
その他、クロガネモチと日本海を同画面に描いた作品、縦長な額に収まったユキノシタの花など、特に印象深かった。
私は、「春を待つ」という絵をいただくことにした。
<作品展>を一巡したとき、私の心と、最も仲良く融合した作品である。
(「春を待つ」は、以前のブログに写真を添えている。)
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